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4年間、おつかれさま

兄がついに覚悟を決めた。年長から4年続けている、ベネッセの進研ゼミをやめると自ら申し立ててきた。私の計画では入塾した3年生の2月にやめるつもりだったが、本人がかなり嫌がったので、渋々4年生も申し込んでいる。

すべてのモチベーションは、努力賞ポイントにある。月に1回、赤ペン先生にテストを送ると付与されるポイントがあり、カタログに掲載された商品に交換することができる。兄はこのシステムに大ハマりし、チャレンジ1年生初回から今に至るまで、赤ペンの出し忘れは一度もない。2年生のときには、高ポイント商品のデジタルウォッチがどうしても欲しくて、いつ達成できるか計算までして、毎月の獲得ポイントが倍になるオプション教材の購入をねだられたくらいだ(応用教材なので難易度が高く、こなすのが大変だったため、ブツが手に入ったら即解約)。

他にも科学本を定期購読したり、オンライン英会話をつけたり(良いサービスだと思っているので、これだけは継続するかも)、本当にお世話になった。また、今回の臨時休校では、教科書連動教材であるチャレンジが手元にあることが非常に心強く、これをこなしていれば大丈夫だわと、親子ともに安心して過ごすことができた。コロナ禍でも遅滞なく配送してくれたことにも感謝しかない。

チャレンジを継続して良かったことは、売り文句にもあるが、毎日の学習習慣が身についたことだ。兄は早起きや朝活が苦にならないタイプなので、毎朝6時半〜7時をチャレンジタイムにすることで、登校前にノルマが達成する気軽さを好んでくれた。何も言わなくても、自分で毎日せっせと進めてくれたので、勉強させる苦労は親には1ミリもなかった。唯一面倒なところは、丸つけは親の仕事であることかなと思う。一日で一番忙しい7時台に丸つけタイムを設けるのは大変だったが、間違いを正すところまで一気にやると、本人も飽きずに取り組んでくれた。下校後の夕方に解き直しを残していたら、兄の性格上、絶対にイヤになっていたと思う。

卓上消しカス集め、3D迷路、スパイメガネ、デジタルウォッチ、防水メモ、鉛筆削り、ラメ入りポスカ7本セットなどなどを手に入れ、努力賞でほしいものは網羅したとのことだ。自学自習を体現してくれたし、よく飽きずに頑張ってこれたと思う。4年間、おつかれさま!

兄がすることは、弟がまねしたいことであるのが、我が家の常。今度は弟で同じ道を通ると思われる。ベネッセさん、引き続きよろしくお願いします。


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