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衣替えの時期がやってきた

季節の変わり目。東京でも最高気温が20度に届かない日が訪れ、夏を引きずる子どもたちのたんすの中身を早よ入れ替えねばと、週末から整理を始めた。冬服から夏服も、突然だったのを過去noteを見て思い出す。もっと計画的にできればいいのに。いつも季節に急かされている。

我が家の子どもたちは服装にからっきし興味がないので、気候にマッチしない着替えをすることがよくある。今シーズン初、最高気温が20度を下回った日、兄は7分袖の赤いボーダーのロンTに、デニム生地のユニクロの暖パン、くるぶしソックスという出で立ちで部屋から出てきた。

「今日は寒そうだ」とは思ったのだろう。だが、暖めたいんだか、冷やしたいんだか訳わからん。冷え性の私なら、一発で風邪を引きそうなコーデだ。

弟はいつも兄の服装を真似する。兄のコーデを横目に見た弟は、赤の入ったマルチボーダーの10分袖のロンTに、デニム生地のショートパンツ、ハイソックスで私の前に現れた。ふたりまとめて笑うしかない。

そんな有り様なので、以前も書いたが、たんすの中で一番に目立つ場所に、ベストシーズンの服を入れておくことが私の使命だと思っている。

今回はかなりの枚数がお下がりに回った。兄の身長は137cm。この夏にピタピタで着ていた多くの130cmの服たちは、勇退の運びとなった。Tシャツ短パンはゆとりがあっても問題なく過ごせるので、130cmの服は2年生の頃から活躍してきた。3年間着倒すことができたので、コスパはバッチリ。大変お世話になりました。状態が良いものはもちろん弟にお下がりして、骨の髄までしゃぶり尽くす所存。

汚れを気にかけないために、つい濃い色を選びがちな子供服だが、男子のテッパン、紺や黒は、洗濯による日焼けや色落ちが目立ちやすい。どうしても「お下がり感」が出てしまうので、パジャマ要員になることもしばしばだ。

お下がり重視で購入するなら、グレー(特に杢グレー)や赤、あとは白系ベースのボーダー(無印良品のアレ)が圧倒的にいい。図工や習字以外は汚さなくなってきた兄には、白もあてがうようになった。白はシミに目を光らせていれば、全体的に良い状態が続くお下がりの優等生だと思っている。

今日からまた、一段と気温が下がってきた。ふたりとも防寒着の買い足しが必要であることがわかったので、コスパ重視のベストチョイスを成し遂げるべく、夜な夜なネットショップとにらめっこする日々である。


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