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絵本の力を借りて子育て☆ハロウィンおすすめ絵本も紹介☆

中学3年生の娘の母です。
動画・PC大好きな娘の課外活動(YouTubeチャンネルやHP)を陰ながら応援中の会社員です。

「絵本の力を借りて子育て」した経験について、みなさんの参考になればと思い、記事を書くことにしました。
「絵本」「子育て」という言葉を聞いて、皆さんはどのようなイメージをされますか?小さい子供(小学校入学前位まで)への読み聞かせの場面が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。もちろん、1人で絵本を静かに読むのが好きな子供もいるでしょうし、小学生以上の年令でも絵本を好きな子はいると思います。
あくまでも、今回は娘に読み聞かせをしていた頃、自分の経験に基づき、絵本の力を借りた2つの活用法、そしてそれにまつわる3冊の本・ハロウィンにおすすめの絵本1冊の合計4冊について紹介します。

私の娘は小さい頃、本当に絵本が大好きでした。
図書館や児童館、こども家庭支援センターをまわって、借りられるだけ絵本を借りて、毎日何冊も読み聞かせをしました。「ママこれ読んで!」と小さな体で何冊もの絵本を抱えて、私の膝の上に座ろうとする…娘のキラキラした笑顔が今でも心に焼きついています。

私の場合は、色々な絵やお話にふれてほしかったので、たくさんの絵本を読み聞かせることにしていました。女の子ということもあり、色彩がきれいで、可愛い絵柄や内容の絵本が好みだったように思います。
なお、一つの絵本をしっかり読みこんで理解するタイプのお子さまもいるようなので、どちらの方法がよいかは親御さんに判断していただければと思います。

前書きが長くなりましたが、ここから私が絵本の力を借りた2つの活用法、そしてそれにまつわる本について紹介します。

まず一つ目の絵本の活用法です。

「言葉ではうまく説明出来ない感情や出来事・事実」を絵本の力で助けてもらう方法です。
例えば、勇気・正義・人の死の概念について…。
私は以下、①と②の2冊の本をおすすめします。

① かたあしだちょうのエルフ
文・絵: おのき がく
出版社: ポプラ社
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/3020009.html
大きくて強い、優しい人気者のエルフ。群れのリーダー的存在で、幸せな毎日をおくっていました。しかしながら、ある日、群れが敵に襲われます。仲間や子供達を守るため、エルフは戦いました。その後、エルフや仲間たちはどうなったのでしょうか…
→「娘に私が伝えたこと」
傷つきながらもみんなを守ったエルフ。誰よりも勇気があり、リーダーとしても正しかった。傷ついたエルフを助けようと思う仲間たち…でも自分たちが生きていくだけで精一杯の状況…仲間たちに罪はない。自分を犠牲にして正義を貫く事の難しさを伝えました。

② だいじょうぶ だいじょうぶ
作・絵: いとう ひろし
出版社: 講談社
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000191402
主人公のぼくが小さいころ、怖いことや不安な気持ちがいっぱいになると、いつもおじいちゃんは「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言ってくれた。そして大きくなったぼく。今度はぼくがおじいちゃんに…
→「娘に私が伝えたこと」
家族の愛、優しさ、そして受け継がれていく命の尊さと死の概念。本当に言葉で説明は難しかったです。文字は多くありませんでしたが、ページをめくるたびに、内容を娘は理解したようでした。

次に二つ目の絵本の活用法です。

夜のおやすみ前に絵本を読んであげる習慣。これによって子供は安心して幸せな気持ちで眠る事ができます。そして、親子の絆も深まります。
娘は小さい頃、夜が嫌いでした。本能的に「暗い」という事が怖かったようです。
「ママがそばにいるから…ゆっくりおやすみ」と頭をなでながら毎日読み聞かせていました。そして1冊の絵本を読んでいると眠りにつく…そんな日々でした。
穏やかな娘の寝顔を見ることによって、私自身が癒されていました。そして明日も頑張ろうと勇気をもらっていました。心から幸せだと思えたひとときでした。
1人でも幸せな母子の時間が増えることを願っています。

私は1冊の本をおすすめします。
③ よるくま
作・絵: 酒井 駒子
出版社: 偕成社
おやすみ前のベッドの中で主人公の男の子はママに話をします。夜中に遊びに来たくまの子供「よるくま」が泣いていたこと。そしていなくなったお母さんを一緒にさがす冒険にでたこと。お母さんはどこに行ったのでしょう…
→「娘に私が伝えたこと」
ママはみんな自分の子供が大好きで頑張ってお仕事をしているんだよ。寂しい思いをさせてしまう事もあるけど、ごめんね…。
ちなみに「よるくま」は毎日読んでいたので、自然に暗記してしまいましたhttps://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033312309

最後に…10/31のハロウィンにちなみ、おすすめの絵本を1冊紹介します。
④ えんとつ町のプペル
著:にしのあきひろ
【西野亮廣(漫才コンビ:キングコングで活躍)】
出版社:幻冬舎
☆西野さんの2017/1/19の記事と絵本(以下、引用あり)
https://r25.jp/article/581356883170827173
ハロウィンの夜、えんとつ町に突然現れたゴミ人間「プペル」。
そして、漁師のお父さんを亡くし、えんとつ掃除の仕事でお母さんを助けながら暮らす、心優しい主人公の「ルビッチ」。
ハロウィンだからこそおきた夢のような物語が綺麗な絵とともに描かれています。
この絵本は本来、2000円の絵本です。しかし、「お金」のせいで絵本を受け取れない子供がいる事実があること、そして「無料で読みたい人は無料で読める絵本にする。作品は届かないと、生まれたことにはならない。」というお考えから、西野さんはこの絵本を全ページ無料でインターネットで公開されています。
西野さんの勇気によって、2020年のハロウィンに母子が優しいひとときを過ごせたら素敵だと思い、紹介させていただきました。

※ なお、「えんとつ町のプペル」について、中学3年生の娘も自分のHPでおすすめ記事としてアップをしています。たくさんの絵本を見せたことも影響したと私は思っているのですが、HPへの記事アップや動画制作が好きな娘に育っています。

未来mikuのデータログ(娘のHPになります)
https://www.miku-datalog.com/


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