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#森見登美彦
【読書感想文】『四畳半タイムマシンブルース』
四畳半タイムマシンブルースという面白い小説を読んだので、簡単な感想を書いてみる。
タイムマシンなのに、出かけて行ったのは「今日」と「昨日」だけ。時空間的に狭い四畳半世界を、想像力を膨らませて面白おかしく描くのが、森見登美彦氏の作品における最大の魅力であると思う。
話は、8月中旬の夏休み。古いアパートに住む大学3年生の主人公(=私)の部屋にあるクーラーのリモコンが悪友のこぼしたコーラによって、故
エッセイ 中学校のトイレから見た景色
好きな作家である森見登美彦氏が「四畳半タイムマシーンブルース」というオモチロイ小説を発表している。
https://kadobun.jp/
より引用
もし、タイムマシーンでどこか未来か過去に行けるなら、私は中学生のある場面に戻りたい。
私は中学生の時、二階にあるトイレの掃除当番をしたことがあったので、そこの窓から見れる景色をよく堪能していた。
景色を見ていて、
特にハッとさせられるのが自転