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読書記録#1(2022.11.7-11.13)

今月に入ってから再びnoteに様々な事を投稿しています。

先週の日記に書いてみたのですが、曜日ごとに書くものをある程度決めてみました。毎週月曜日は先週読んだ本を記録していきます。まだどういう感じで書いていくか模索中なので、書き方は今後いろいろ変わっていくと思います。

2022.11.7-11.13

  • 上田敏訳詩集「海潮音」

  • 三好達治詩集「測量船」

  • 北村透谷詩集

秋になると詩を読みたくなります。道に落葉が目立ってくるとやはりヴェルレーヌの「落葉」、それから三好達治の「落葉」も浮かんだので、図書館で借りてきました。

今日はその中からヴェルレーヌ「落葉」がある、上田敏訳詩集を読んで思った事を書いてみます。


上田敏訳のリズムと言葉の美しさは久しぶりに読んでもやはり素敵。「落葉」は勿論、カール・ブッセ「山のあなた」の訳もそうですが、声に出して読んでみると唇が気持ち良いです。

若い頃にいろいろな訳のものを読んでみたのですが、当時は人生経験もあまりなく、詩の深さを感じるよりも、リズムが良いというわかりやすさで上田敏訳に惹かれていたのかもしれません。その頃の私は、今で言うならば

同じ内容でも文章より動画、それもYouTubeショートやtiktokの方がすぐにわかるのでそちらを見てしまう

ような感じだったのかもしれません。

とは言っても上田敏訳の詩集は言葉を用いながらアーティスティックと言うか、芸術的な印象なので、魅力があるのは間違いありません。

年齢を重ねた今こそ、堀口大學のものとか他の訳詩を改めて読んでみようと思います。

「若い頃にわからなくても、大人になると肌に合う事がある」

詩を読んでいてそう思う時が結構あるので、noteの読書記録を機に昔の詩を読み直してみたいです。

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