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2.2 大人が信用できない子どもたち

昨日の夜不意に昔の「中野富士見中学いじめ自殺事件」を思い出したので調べてみたら、教師も加わった「葬式ごっこ」の壮絶ないじめを受けた鹿川くんが命を絶った日でした。

担任教師ら4人まで加わった「葬式ごっこ」は、「鹿川君へさようなら」という寄せ書きが作られたこの事件。いじめも勿論苦しいですし、そんな時に大人が信用できなくなったら、もう子どもは相談する場所を失い絶望するでしょう。

最近も千葉県野田市の小学生が父親からの虐待を学校のアンケートに書いたところ、そのコピーを市教委が父親に渡してしまったという事が起こり、そして小学生が亡くなるという最悪の結末となりました。

いじめや虐待のニュースがあるたびに、どうにかならなかったのか、どこかで防げたのではないかと言う気持ちになります。この繰り返される学校や教育委員会、児童相談所の対応に憤りを感じますが、どうして改善されないのでしょうか。

世に嘘や保身、他人事の大人が溢れている限り、子どもに安寧の時は訪れません。学校関係だけでなく社会でどうにか協力できないものかと思うばかりです。


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