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家具や雑貨が好きな建築士&インテリアコーディネーターが、自宅の愛すべき品々について語ります。
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2016年3月の記事一覧

No.8 ネルソン プラットホームベンチ

No.8 ネルソン プラットホームベンチ

1946年にジョージ・ネルソンにデザインされたもの。
ベンチとしても、ガラス天板を置けばリビングテーブルとしても使える。
と紹介されているけど、自宅ではTVボードとして活躍中の懐の深い家具。

前の家の時に、夫がパソコン用にベンチが欲しいと言っていた。
座りながら、隣にコーヒーを置いたり、本を置いたりできる。
作業しやすいから、ベンチがいいんじゃないかと。

実際にはそんな使い方ができるス

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No.7 レ・クリント 172A

No.7 レ・クリント 172A

北欧の冬の夜に浮かぶ灯の写真が印象的だった、存在感のあるペンダントライト。

これは店舗で使われていて、薄汚れて破棄される直前に引き取ったもの。
ホコリだらけで、コードも黒ずんでいて、持って帰ってくるにも抵抗があるくらいだった。
簡単に手の届かない高さにあったから仕方がない。
コードも元々は1.5mあるものを短くカットされていた。

だけど名作。
キレイになればカッコよくなるんじゃないか。

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No.6 ボールクロック

No.6 ボールクロック

ポップになりすぎない鈍いマルチカラーが好き!
ジョージネルソンが1948年にデザインした、ウォールクロック。

中央の本体に厚みがあって壁から浮いて見えるのもいい。
光が当たった時にボールの影が壁に映る。

これが1つあるだけで、楽しい雰囲気になるパワーのある時計だと思う。

いずれ壁掛け時計をつけられる機会があったら、真っ先にこれを選ぼうと、チャンスを待っていた。

前回の引越し

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No.5 シューメーカーチェア No.49

No.5 シューメーカーチェア No.49

木なのにこのフィット感はすごい。
座り心地にやられたスツール。

元々は牛の乳搾り用として使われていたフラットな座面の3本脚スツール。
それを、靴職人がお尻の形に合わせて、座り心地を良くするために削り出したのがきっかけとのこと。

前に勤めさせてもらっていたインテリアショップを退職する時に、記念として買ったもの。

すでにスツール60を持ってるし、またスツール?それも同じ3本脚?とも思

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No.4 スツール60

No.4 スツール60

言わずと知れた名作スツール。
1933年に建築家であるアルヴァ・アアルトが、ヴィープリ図書館のために設計したもの。

ずーっと気になっていた。
自分で1番最初に手に入れるデザイナーの家具は、これだと思っていた。

軽くてスタッキングできる。
フラットな座面は座るだけでなく、サイドテーブルとしても使え、物を置いてもサマになる。
L-レッグの削ぎ落とされたデザインもキレイ。

でも実家の私

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No.3 ボラス ロック ブラック

No.3 ボラス ロック ブラック

引っ越す前の家からのお付き合いのカーテン。
北欧スウェーデンのBORAS社の生地。
ROCKという柄で、カラーはブラック。

こんなにインパクトがある柄なのに、実は決めるのに全く迷いがなかった。
というのも、数百種類のカーテン生地を見まくったにも関わらず、これしか合う気がしなかったから。

大柄で、あまり生地量が増えてもにぎやかになり過ぎてしまうので、ヒダを取らず、フラットカーテンで製作し

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