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適当

私は一人でカフェで過ごすのが好きです。
あまり休みを作るのは得意ではないけれど、たまーに丸一日休みがある時はお気にりのカフェでぼーっとしたり、本を読んだり、
休みじゃなくてもパソコン持って事務作業したり、スケジュール整理したり。
仕事帰りに癒されたり、仕事前に心整えたり。
カフェで過ごすのが結構大事な時間。
でもどこでも良いわけじゃなくて、「居心地がいい場所」これが絶対条件。

接客が合わない。だけど…

近所に有名なパン屋さんがあって、カフェ利用もできるのでたまにいく事があります。
でもそこの接客が私には合わない。
とにかく合わない。

最初は「感じ悪いからもう行かない」と思っていたのですが、
なぜかまた行きたくなる。
で、また行くとやっぱり合わない。
何度も行ってて百発百中だから多分本当に私の感覚と相性が悪いんだと思います。
大抵私はファーストインプレッションが良くないお店には自ら再び行く事はないのですが、なぜかそこはたまに行きたくなる。
おいしいから、というのも理由の一つだけど、言ってもそこまでそこのパンに惚れ込んでいるわけではなくて。
そもそも私はあまりパンを食べないし。
で、つい数日前に行って、ようやく気づきました。
そこのお店の接客って全然見られていない、気にされていない感じがするんです。
愛想がないというのともちょっと違う、Welcomeな空気の感じられない冷たい気の空間で。
大抵「いらっしゃーい」っていう空気があると思うのだけど、そこのお店は行くといつも「あ、きたの?食べてくんですか?」みたいなそんな印象。
だけど気付いた、それが寂しがりやの一人好きにうってつけだと言うことに!
思い返せば私がそこに行きたくなる時っていつも「一人になりたい時」なんです。
温もりが感じられないので、元気なときにはあまり行かない。
どちらかというと一人で静かに沈みたい時に行きたくなる。
全く気にされてないから一人で静かに沈み込める。けど周りに人の気配は感じていられる。
まさしく寂しがりやの一人好きな私に適当な場所。
そんなことに気付いたのでした。

パンじゃない

「適当」ってすごい言葉だよね。二面性があると言うか。
“大雑把”でいい加減”なのかと思えば、“程よくて”目的や要求に“当てはまる”。
一つの言葉でここまで真逆の意味を持つ言葉って他にあるかな?
で、この言葉をこのお店に対して使いたかったのは、このお店の良いところ悪いところの二面性が私にバッチリと当てはまったから。
「感じ悪い。もう行かない。」でもなく、「大好き!また行く!」でもなく、
まさに私にとって「適当」な店はきっと唯一ここだけだなぁと思ったお話でした。
伝わるかなぁ…日々こうやってテキトーな事考えてます。

ちなみに食べたのは玉ねぎと枝豆のキッシュ。
お気づきでしょうか。
そう。
パンじゃない…

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Masumi

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