見出し画像

転職チャレンジのはなし



て、て、転職チャレンジ成功した~~~~~!!!!!


◉転職チャレンジ、成功です!

社会人一年目始まりの日、2018年4月2日。
入社式のためにわたしは名古屋にいた。
入社式と座学研修を終え、わたしはひとりホテルのトイレで泣いていた。
「やばい、こんなはずじゃなかったんやけどな」
うまくいく人生なんてそうそうないとわかってはいたものの、友人たちの楽しそうなSNSを見てどうしようもない悔しさと虚しさでいっぱいになっていた。
同期の子達はあっけらかんとした顔で、「なんかここに内定貰ったからきたんだ~~」と言った。「2社くらいしか受けてないし~」「結婚したら辞める~~」の嵐のような軽い言葉たちの中で、わたしはうっすら残っていたプライドが邪魔をしてただ泣くことしか出来なかった。

1週間の研修を終え、東京に戻ってきてからも、また地獄だった。
タイムカードのない勤怠管理体制で、残業代はゼロ。「見なし」とされているわけでもない、低すぎるお給料。営業は週7で出勤。上司は「俺今20連勤目なんだよね」と自慢してくる始末。それでも先輩たちは毎日のように夜10時過ぎまで残業をしている。
年間休日は100スレスレ。面接では可能だと断言された転勤も、原則出来ない。1年目のボーナスは、3万。様々補助は無し。一人暮らしでお給料の半分が家賃で消える。こんなんじゃ生きていけない。そう思った私は、入社して1週間ちょっとで、転職を決意するのである。で、ある!


わたしがそう考えていると、同じことを考えていた同期もいた。東京に配属された同期はわたしを含めて4人。他の3人も同様に勤務体制に疑問を持っていた。

同期の1人Tさんは、まじめすぎる性格で、会社の勤怠管理に疑問を持ち、本社の管理部に連絡をした。その結果、改善の余地がなさそうだとわかった。その結果、彼女は東京に配属された4月2週目の金曜日、上司に辞職を申し出た。その日はわたしたちの歓迎会だったのだが、ちゃっかりわたしもその会をぽしゃり、恋人とデートした。いや、正直めちゃくちゃ体調が悪かった。これはマジです。

2人で歓迎会から遠ざかる道すがら、将来について喋った。彼女はデザインの仕事をしたいらしいかった。「わたしはわたしの好きなアニメのグッズを作るのが夢なの。諦められないの」彼女は別れ際そう言った。ああ、こんなに夢を強く語る人を、社会に出て久しぶりに見たなと思った。だから、多分この夢は叶うなとも思った。社会に出て、夢を語る人は強いなと感じた瞬間だった。

そしてもう1人の同期Sさんは、「わたし、シンガーソングライターになりたい!叶えたい夢があるのに、こんなところで立ち止まってる暇なんてない!」と言い始め、Tさんが辞めて2日後くらいに辞職した。いや、こんなところ、ってあなたが言う会社は、あなたが入りたい!って言うから、面接して、経費を割いたんですよ…と言いたいけれど。わたしも辞めた身だから何も言えません。まあでも、すごい猪突猛進な子だったから仕方ない。

残る最後の同期、Nさんは、かなりのんびりしている人だった。でも、自分の中にかなり強い意志を持って行動する人だった。わたしはこの子が居なかったら、多分今も金欠に喘ぎながらこの会社で働いて居たと思う。
彼女は、わたしに、「どうしてもやりたいことがあるのなら、絶対諦めないで」と何度も何度も繰り返し言ってくれた。今のまま、取り敢えず一年頑張ってみよう、としていたわたしの背中をぐんぐん押してくれた。一年目の新人が、彼女しかいなくなってしまうし、仕事もその分多くなるよと言うと、「わたしは全然平気。意外と強いから」と笑うと目が無くなってしまう、人を安心させるような笑顔で言った。
この会社に入って良かったなと思うことは、「自分の人生なんだから、すきなようにやりなよ」とガツンガツンと毎日のように同期や仲のいい先輩に言われ続けたこと。

ということもあって、わたしは仕事を続けながら、転職活動をスタートさせるわけです。


◉そりゃ〜〜ツライ

いや、普通に考えて、週2日の休み(週に1回しかない時もある)にエントリーシートを書いたり、面接を受けに行ったり、結果に一喜一憂したり、相当体力と気力を削られた。毎日20時近くまで仕事をして、そこからエントリーする会社を探して探して探した。

日々寝不足との戦いだった。新卒一年目で転職なんて、なんのキャリアも実績もないから、自己アピールは結局大学の時の就活の使い回しだったし。そりゃ落ちるし。

絶対今度はライターになりたいと思っていたから、ピンからキリまで出版社の編集職を受けた。経験者が優遇される世界なのはわかってたけど、落ちに落ちた。だって、インテリアコーディネーターがいきなりライターって。ウケる。とか思われてたんだろな。

2019卒の就活生に混じって新卒採用も受けた。これは思ってた通り惨敗。マジで管理職のジジイども毎日猫のうんこ踏んでくれ。

まあでも、就活2年目ともあって、「落ちたって死にゃしない」と思てたのがデカイ。そういう意味では同じ轍を踏まない素晴らしい転職活動だったな。リベンジ失敗して自暴自棄になって1日にイチゴのショートケーキを6つ食べた日もあったけどさ。セルフコントロール。セルフコントロール。

だから、普通に働きながら転職活動してる人たちのこと本当に尊敬する。転職してこの会社に入ったんです〜〜って人を就活の時とか何人も見てきたけど、いやマジで尊敬する。本当にすごい。仕事と転職活動の両立マジできついもん。よく頑張ったな〜〜わたし!


てな感じで、めちゃくちゃつらかったけど2ヶ月くらいでパパッと転職先が決まり、本当に本当に良かったなあと思うわけである。
そして、なんと、8月から福岡のほうで念願のライターになるのであります!
採用してもらったからには本当に本当に沢山のことを学ばせて頂いて、しっかり全部吸収して、いろんなことをアウトプットできるようになるぞ〜〜!という気持ちでおります!

今日わたしの夢はなんだろうなと考えることがあったけど、結局わたしは、わたしの文章を読んでくれた人が「明日の朝、少しでも起きるのがつらくなくなるような文章」を書きたいなってところに落ち着くんだな!
それがどんな文章なのか、言葉にできるように取り敢えず学んでくる!がんばる!オウ!

たまたま入った会社で、無い物ねだりを言いすぎてかなり絶望していたけれど、はじめて、無い物ねだりするんだったら、本当にねだってねだって、駄々こねてやろうじゃん!って思えたのは、すんごい成長だったって自信持って言える。たまたま一緒に入社して、たまたま同じ配属だった同期が、夢を追いかける人たちだったことも、本当に良かった。わたしも自分の夢に貪欲になれた。貪欲になるって本当にすごい。

だから、退職した今、振り返って見たら、「あれ?わたしあんなに泣いていたけど、沢山学んで成長できたんじゃね?」って思うんだよね。
同期の子は勿論、先輩たちもわたしの夢を後押ししてくれた。お給料日前で毎日おにぎりを持ってきてふりかけをかけて食べていたわたしに、ある先輩は実家で焼いたパンを1斤プレゼントしてくれた。
お腹すいたと零すと、お団子を口に放り込んでくれた先輩もいる。
仕事で泣きそうなことがあった日には、先輩たちがご飯に連れて行ってくれたり、一緒にカラオケでももクロを歌い上げたりしてくれた。
何より、毎日ニコニコわたしと話をしてくれて、ゲラゲラ笑い笑わせてくれて、ビシバシ仕事を教えてくれて、なんやかんや楽しかった。完全に飴と鞭を使い分けられて、社会人としての自覚を持たせてくれた。
本当に、ありがたい。あったかい職場だった。

つぎも、こんなあったかい職場だといいな〜〜〜〜!やりたいことなのに、職場の環境がヤバい、みたいな状況は避けたいすぎる。面接行った時は、ヤバさは感じなかったけど。ただ、上司の携帯からずっとステイチューンが流れてたところだけがどうしてもネック。マジで耐えられるかな。ステイチューン。ステイチューン。
どうしてもステイチューン地獄に耐えられなかったら、絶対転職しよ。そん時は、これが出来ます!って自信持って言えるように。今はがんばるしかねえな。それこそ、「stay tuned」だな。乞うご期待。

はあ、ドババババって書いちゃった。
支離滅裂なところあるかもしれないので、ゆっくり変えていこうと思います〜〜〜〜
深夜テンションの怖さってここにあるね。朝見たらドバドバ変えなきゃいけない文章がありそう。


んじゃ最後になりますが、
これからもわたくし、ちなみちやんの文章をよろしくお願いします!
明日の朝スッキリ起きれるような文章!書いてくからさ!これが朝に効くかわかんないけど!あはは!じゃあね!

#日記 #エッセイ #転職 #就職 #夢 #ライター #就活 #就職 #文字書き #真面目だな

あ、てかまって。前回の就活自殺の記事でフォローして頂いた方、ほんとにありがとうございました。連絡くださった方も、本当に本当に嬉しかったです。泣きました。励みになります。がんばります。みててね。

わたしが感じるこの気持ち、全部ことばにするためにいきていく!