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30歳までに成し遂げたいこと その24 - 今後のスポーツ栄養について考える -

#30歳までに成し遂げたい50のこと
その24 : スポーツ栄養のプログラムを海外で展開させる

今日はちょっと真面目なお話になりそうです。(予感だけ)
30歳までに成し遂げたい50のリスト、24つ目はスポーツ栄養に関すること。
お仕事の1つとして「#スポーツ栄養」に関わることをしています。

これはスポーツに少しでも関わる者としての想いなのですが、人の身体はトレーニングだけでは良くならないです、トレーニング、栄養(食事)、メンタル(精神)が揃うことによりパフォーマンスが向上していきます。これが土台としてある上に、スキル、施設、指導者などの環境がプラスαされ相乗効果が生まれると思っています。

そして、トレーニングの分野はこの数年で格段と理論的にも環境的にも整ってきていると感じています。根性論ではなく、なぜこのトレーニングが効果的なのか・休息も必要・トレーニングのバリエーション、トレーニングの側面はどれをとってもかなり科学的根拠に基づいて説明されていることが多いです。(科学的根拠大切!)※ここではあくまでもスポーツ現場を前提にお話しています。

その一方で、栄養に関しては「大事だけど、どうすればいいか分からない」ってことが多いです。たくさんいい情報はあるのだけど実践にまで落とし込めていない感じです。少し話が逸れてしまいますが、日本の食文化は世界に誇れる素晴らしい文化です。身体にとってもいいバランスを取れたものが既に食文化として受け継がれています。1つ1つの作法も意味があります。ですが、近年の欧米食化やスーパーなどで美味しいお惣菜が手に入る環境や、日本食を調理することへのハードルの高さといったところから食が非常に多様化しました。(これはこれでとってもいいこと!便利さ万歳!)
その多様化により、選択肢が増え「選ぶ」ことが難しくなっていると感じています。また、日本食文化のマナーも全てに意味があり素晴らしいものです。その「文化」も含めてスポーツ栄養だと思っています。

アスリートには、ただ身体的に、競技的に強いだけではなく、スポーツを通して日本を魅せれるしなやかな人になってほしいと思っています。

そのためには文化から知り、自分の身体を強くするための選択ができる人になってほしい。じゃあ、どうすればいいのか?

栄養や食文化に関しての価値観は幼少期の食事が大きく影響します。
良いと言われる食事を毎日できればこしたことはないのですが、それは現状としてなかなか難しい。となれば、良いと言われることを知った上で、それに近づけれるような選択肢を100%でなくてもいいから選択できるようになれればいいと思っています。その習慣を幼少期から身につけれる環境を作る。

毎日、完璧でなくても常により良いことを食事で選択できる知識を提供し続けることができれば、その人は毎日の積み重ねでより良くなっていく。
そう私は信じています。

そのために、スポーツ栄養の知識をより多くの人に知ってもらえる環境を整えていきます。これは1月から動き出していて、この状況下でもできることを準備していっている段階です。

この私の活動が大きく日本のスポーツ業界に影響を与えるとは思っていません。ただ、毎日の食事で少しずつ変化をさせていけるように、小さな影響でもそれが少しずつ日本のスポーツ業界がより良い方向に進んでいければいいなと思っています。

スポーツ栄養について興味のある方、是非お話しましょう。
※ちなみに私は管理栄養士でもありませんが、たくさんの素晴らしいスポーツ栄養士(管理栄養士)の仲間がいます。

今日のコロナ:6万人の人が沖縄への旅行を予定しているというニュースをみました。この期に及んで旅行を計画される方がおられることに驚きを隠せません。ですが、私たちができることは1つです。Stay Home. 今日も医療関係の皆さん、生活インフラを動かしてくれている皆さん、本当にありがとうございます。

ではまた明日!

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