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蒼乃真澄
2022年8月22日 21:00
赤色の車で迎えにきてくれた君。僕は青いジーンズを履き、白いTシャツを着て待っていた。「お待たせ」 君はエメラルドグリーンのフレアスカートに、上の服は黒。「ありがとう」 僕は助手席に乗って、彼女はエンジンをかける。「どうぞ」 君は早速、僕に黄色いガムをくれる。「ありがとう」「私は、こっち」 そう言って、君は紫色のガムを口に入れた。「見えるかな」 君は不誠実な深緑の林を通り抜け
2022年5月27日 21:00
あいつのシャツ、真っ黒に汚れてるな。そうか、頑張ったからか。何を頑張ったんだ? 不正か? あいつのシャツ、真っ赤に染まってるな。そうか、頑張ったからか。何を頑張ったんだ? 殺人か? あの少年のシャツは真っ白だ。そうか、まだ無垢な存在ってことか。何を頑張るべきか。それは多分、事実を疑うことだろうな。 若者が飛び跳ねた。色とりどりの絵具をシャツに塗りながら。俺はそれを個性だと信じていた。だけ