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フレイル予防に必要なこと

フレイルとは、健康と要介護状態の中間の虚弱状態のこと。
原因は身体的、精神・心理的、社会的な要素があるといわれている。

身体的は【低栄養、口腔機能、運動器障害(筋、骨、関節)など】
精神・心理的は【認知機能低下、うつなど】
社会的は【孤立、孤食、閉じこもりなど】

運動機能が落ちると外出が億劫になって、適当に食事を済ませて、うつうつと家に閉じこもりがちになる。社会とのつながりが希薄になって刺激のない生活で認知機能が低下。こんな生活が続くと更に運動機能が落ちて・・・という具合に負のスパイラルに落ち込んでしまう。

市区町村の取り組みでフレイル予防としては体操教室や期間限定の通所リハ利用など運動機能へのアプローチが目立つ。

体操教室に行こうっていう気力のある人はきっとフレイルにはならない。
問題は体操教室になんか行きたくない人。そういうの苦手な人。
だから今の取り組みだけでは不十分。

実際通所リハを利用された方の一番の課題は気持ちの問題だった。
外出が可能な運動機能は十分ある、もしくは通所リハで機能がアップしても交通手段が乏しかったり、別に行きたいところがなかったりして、外出に繋がらない。

だから原因は結構社会の側にあったりするってこと。