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新たな世代の登場/次の波がいつやってくるのか

僕の場合は小学・中学生を長年見てきているので、そこからどういう大人が生まれてくるのか、どういう世代が社会に出てくるのが、わかるようになっています。

どう育ってきたか、そしてそのリアルの姿を見るのですから、当然といえば当然です。

新しい社会人世代が出てきた後で、世代の特徴をのべたり、ネーミングしたりする方もおられますが、その方々よりも僕は早くお伝えできることになります。
 
実際にこれまでもしっかりとお伝えしてきた内容が現実化してきました。


さて、現状としては、高校生がすでに大きな進化を経た世代になったので、高校の先生方も、今まで以上の驚きと困難がやってくる頃かと思います。違う世代が来たくらいのインパクトがこれから続きます。


そして大学。大学は当然まだ遅れているので、これから新たな世代が入学してきます。

今の高校世代が大学に上がるのはこれからですから、大学の先生方は、まだ次の世代のインパクトを経験されていないわけです。

来年以降、全然違うと思えるくらいの世代が上がってきます。より柔軟な対応を求められるはずです。


ことはこれで済みません。


次の大きな変化がまだ続きます。


すでに社会人になっている世代が、一般には、仕事が続かなかったり、「それ意味あるんですか?」とやる前から呟いたり、飲みに誘うと「それは仕事ですか?」と返答したり、いろいろ大変な事態になっていますが、まだ、僕からすると比較的古い世代です。序の口世代。
まだまだコミュニケーション力も思考力も一段上の世代なのです。

そう、
本番のザ・進化世代が社会に出るのは、まだまだこれからです。 


驚かれるでしょうけれども、これが現実です。
(子どもたちの変容はデータ化されない、されにくいもの。変容が考慮されていない各種統計の推測は、これから益々外れ、厳しい方につまり下振れすると思っておいた方が無難です)


「今の若者は・・・」と愚痴ってしまっている(我々の様な)中年以上の世代は、この若者たちと協同できる方法を探し、できれば今、練習しておく必要があります。
どうコミュニケーションをとり、どう付き合っていき、どう理解しあえるか。


まずは、今の高校3年生前後の世代で、大きなインパクトが生じます。
それが次のインパクトです。


これが終わりではありません。さらに変容は続きます。さらに進化した世代が出てきます。
まだまだ序の口。(長くなるので知りたい方は個別でどうぞ)。


私たち大人世代は試されている時だと言って良いでしょう。

今投げ出してては続きませんし、今、思い切って古い価値観を捨て、
新しい価値観や手法に舵を切るべきです。

こだわりすぎるというのは欲の一つです。
こだわりというよりも、とらわれていると言ったほうが適切かもしれません。
人は、何かに固執しすぎると力を発揮できません。
多くの場合、自分の信じてきたものや経験、知識に囚われてしまっています。その欲から離脱することがまずは必要でしょう。

そうして、世代の感覚を理解するように努めなければならないのです。


できるなら、自分の価値観をアップデートする。

できるなら、と書きますが、できないと、沈む船から逃れられないままとなるでしょう。


いよいよ、です。
そして、まだ続きます。

 
こだわりを捨て、固執せず、
むしろ、こちらから追体験をして近づいていく。
なんなら自分も同じように振る舞ってみる。

そうして新たな価値観とともに生きる術を身につけていく。


いよいよ、です。
世代の進化は、まだまだ続きます。


(おわり)






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