地方で起こる本当の話/衰退するまちの姿と真の課題
地方での実体験として書いておきます。
各まちの文化度にもよるとは思いますが、
都市部の方には想像できない次元のことが、フツーに起こります。
例えば、
「既存にはないサービスや取り組み、
もしくは、
より科学的で先端の取り組みをすると、
スピリチュアルか、新興宗教か、ネットワークビジネスか、
というような扱いを受ける」
なかなかびっくりします。
特に、実際にはすでに都市部で行われているようなこと、科学的にアカデミックの領域では一定すでに認知されていて、適切なものと見なされているようなものであっても、このようなことがフツーに起こるのです。
文化度や民度、ソーシャルキャピタルなど、
見方、言い方はいろいろありますが、
まあこれがその現実なんですね。
東京コンサルや東京セミナー講師を、無邪気に信奉し、お金だけが吸い取られる現状も、
この現実を見れば、理解ができるでしょう。
(地方自治体に補助金の類がいくら出ても、それを享受しているのは結局、東京を主とした都市部だという循環に、もう少し目を向ける必要があります)
せめて、目の前にある未知の事柄が、
わからない・知らないなら、
調べるなり学ぶなりして、まず知識を追いつかせなければならない。
批判や反論をするなら、その後でしょう。
多くの地方は今、まちの存続の危機に瀕していることは間違いありません。
そこにどう対応し、どう生き残っていけるのか。
そのために必要なことが何なのか?は、割とはっきりしているのだと思います。
文化度、民度、社会関係資本。
加えて、人材育成。
課題は浮き彫りなのです。
(おわり)
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