学校がSOSを出すこと
地域の小・中学校。
荒れている(そのそもこの言い方は好きではない)、難しくなっている学年やクラスが常時、いくつもある。
学校というよりは学年とかクラス単位の話をよく聞く。
学校(この場合は特に先生)だけではどうしようもできないことも多い。
該当の学年やクラス、対象の家庭だけに留まらず、
地域でもう少し、状況がシェアされた方が良いのではないかと思っている。
なぜなら、その責任は学校だけではないから。
多くの問題は複合的に起こるのだ。
状況・情報がシェアされると同時に、
学校がSOSを出すべきだろうとも思う。
学校だけに責任があるわけではない以上、
地域や専門家にSOSを出すことは、正当なことだろうと思う。
学校現場は、何でもかんでも、プライドやメンツで、自己解決しようとしないこと。
抱え込みすぎて、壊れてしまうことは避けたい。
もちろん、学校の側も、凝り固まった価値観を見直す必要はいつもあるだろう。
それにしても、毎年、小・中学の難しくなった学年やクラスが多い。
SOSをもっと出していい。
誰であっても、困ったときに困ったと言えることは大切だし、その姿勢は、子どもたちの見本にもなる。
"大人がいつも完璧でなければならない"なんてことはないのだから。
(おわり)
まなラボスクール(小中高)
拙著
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