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年功序列と強いトップダウンでまちは沈む(地方発信/地方論)

地方のビジネスレベルはすでに末期の状況で、都市部の方の想像を遥かに下回るところまで来ている。


オンラインで済むような打ち合わせで、わざわざリアルにこだわって、コストとリスクを高めることに無頓着な営業マンは山ほどいるし、メールすら使わずに、なぜか電話しないと気がすまないおじさまたちも、フツーに威張り散らしているではないか。
時間泥棒。


実力主義が働かず、揺るぎない年功序列が、誤った立場にいる人たちを威張らせたままにしてしまっている。 

下手な人が役についてしまうと、自分は“偉い”のだという勘違いばかりが先行する。

他者と対等に付き合うことすらできないのだ。

(これは新たな発見。村的組織内の年功序列に従属している人ほど、序列の働かない組織外の人との付き合い方がわからない。対等に付き合うというような行為がうまくできないのだ。誰かの決めた自分より上か下かの基準に頼りきって生きることの弊害と言えるだろう。まだこのことは全国的にも誰も発信してないので地方論のひとつとして書いておく)


また、副業(複業)を禁止するといったような“何時代の情報でビジネスをしているんだ”、と思わせるようなトップがトップのままビジネスをする。

成り立つのが不思議なくらいなのだが、それが地方が築いてきた村社会、村組織なのだ。

僕の場合は、仕事相手の多くが県外になってくるので、直接的には回避しやすいのだが、それでも流石にリアル地方にいるので全部を逃れられるわけではない。


最低限の、いくらかでも、実力主義は必要なのだ。

特に、無能なトップほど、迷惑なものはない。


生産性など上がりようもないだろう。

こうして沈没していく地方の姿がある。


(おわり)





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