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ファッションとデザイン、文化、法

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2021年2月の記事一覧

ジェンダー

ジェンダー

ジェンダーですかあ。
社会が個々人の特性をどう客観的に、そして公正に見る、判断するのかということですよねえ。自分への判断に公正を感じなかった時、人はとてもやりきれない思いを抱える。そういうことなんでしょうねえ。人をどう判断するのか、その思い込みっていうのは本当に醜いもので、その先入観に陥らないためには本当に社会としての努力を要するということですよ。管理職が行う職員の人事評価も先入観を正当化する材料

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空き家

空き家

空き家が増えて大問題になりつつある。そして、その先にあるのはスプロール化から一転したゴーストタウン化で、これは、人口減少が“確信犯”だったわけだから、もう当然そこに折り込み済みだったはずで、言わば、高度経済成長の歪みを先送りした結果と言っても良いと思う。首都圏の郊外に住まうものは、特にその2世や3世を含めて、政府にいいようにやられた感をもって当然と思う。
郊外居住1世は、国の高度経済成長を支える兵

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人間中心都市設計

認知理論でアフォーダンスというものがある。

アフォーダンスとは、環境にあるものが動物に提供する価値(情報)のことである。

アフォード(afford)とは、~ができる、~を与えるという意味を持つ動詞であるが、

その名詞的な用法としてアフォーダンスという言葉をギブソンというアメリカの知覚真理学者が作ったわけだ。

簡単に言うと、例えば1枚の紙があるとする。

普通に薄い新聞紙のような紙なら、あな

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疑わしきは罰せず

疑わしきは罰せず

疑わしきは罰せずは刑訴法の基本だと思いますが、

実行行為と故意があったとしても・・・、つまり一見、そこに“責”があるように見えても、緊急避難が容認される事件だったりして、違法性が認められなかったり、責めることがかえって不合理と考えられる場合、つまり社会的な不利益を生ぜず、それどころか利益を生んでいると思われる場合もあったりするように思います。

それでも、世の中は、実行行為があったことだけで、頭

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議会制民主主義の要諦

議会制民主主義の要諦

今回のコロナウイルスの件で、法治主義(rulebylaw)に基づいて、すなわち議会で成立した法律に基づいて施策を執行するということは、行政部(執行部)にとって、施策実施の遅延について、その責任を立法部(議会)になすりつけ、自らの迅速な責任を伴う執行を忌避し、その責任を逃れるものであることを理解しました。しかしながら、平常時とは異なる、特に緊急な事態が起こった場合等には、行政部は己が責任において、法

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通販や新興宗教じゃないんだから

通販や新興宗教じゃないんだから

そこには、今まで顕在化してこなかったそれなりの必然的な理由もあるんだろうに。そこをしっかり見つめないまま千載一遇のチャンスとか、コンテンツを磨き上げるとか、もううんざりだな。
今を逃せば後はない。
あなたも成れる、実現する。
通販や新興宗教じゃないんだから。
そんなお得な話がそう転がっていると本当に思うか?
自分の足下を見つめて、その地域に本当に必要な本物の価値をゆっくりと落ち着いて追っていけばい

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