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【解決済】PASMOを無くした時の対処法

先日の話です。
私は今、東京に住んでいますが、先日静岡県の伊豆にリゾートバイトに行く途中の乗り換えた駅付近でPASMOを落としてしまいました😱

リゾートバイトについての記事はこちらをご覧ください😊

西武新宿駅の改札を出て小田原線新宿駅の改札でPASMOをタッチしようとしたところ、PASMOが無いことに気がつきました。普段、PASMOはスマホケースに差しっぱなしにしているのですが、その日はスマホを首にかけていて、歩いている途中の道で落ちてしまったのでしょう(これを機にPASMOはスマホケースにしまうのをやめました)。
そういう時に限ってPASMOには5,000円という大金をチャージしたばかりでした。
引き返して探そうと思いましたが、リゾバの待ち合わせ時間に間に合わないため、泣く泣く切符を買い直し、諦めて伊豆行きの電車に乗りました………。

電車に乗車後、西武新宿駅に連絡したら、幸運なことに私が落としたPASMOが駅構内に届けられていると判明しました!しかも、チャージした金額が一円も使われることなくそのままの状態で!!!
改めて、日本の治安の良さに感動しましたし、拾ってくれた人に感謝しました✨
親切な人が届けてくれたおかげで今回は落ち込むこと無くリゾバを楽しめましたが、もしPASMOなどICカードを落とした時にどうすれば良いか、対処法を書いたので、もしもの時の参考にしてください!


記名PASMOの場合

記名PASMOとは、発行時に個人を特定する名前・電話番号・性別・生年月日などを登録したPASMOのことで、登録者本人のみ使えます。
定期券購入・オートチャージ・故障や紛失時の再発行・返金時の払い戻しなどのサービスが利用可能になるメリットがあります。
※名前・電話番号・性別・生年月日は正しく登録しないと再発行や払い戻しができません。

27歳の時に定期券として使用していたPASMOを
期限が切れてからもずっと使っていました。

ちなみに記名PASMOの貸し借りは犯罪です!
貸し借りがバレた場合、定期券使用開始日から発覚日までの2〜3倍の割増運賃が請求されます。多額の罰金だけではなく最悪の場合、失職や退学処分に繋がりますので、絶対にやめましょう🙅‍♀

PASMOの残高を止めてもらう

まず、PASMOを無くしたらすぐにチャージ金の悪用を防ぐために駅でPASMOを紛失したことを申し出ます。この駅はPASMOを購入した駅やPASMOを落とした駅でなくても構いません。
すると、「紛失再発行整理票」というものを発行してもらえます。

ちなみに電話でPASMOを止めることはできません。
駅に電話をしてもPASMOを止める取り扱いは対応していないのです😓

PASMOは紛失しても再発行できます(無記名のPASMOは除く)。紛失の手続きが完了した時点での残額・定期券・オートチャージサービス機能などは再発行したPASMOに引き継がれます。
ちなみに一度止めたPASMOは、今後見つかっても二度と使えません。

紛失再発行整理票の例

私の場合、PASMOを落とした時に西武新宿駅に電話で問い合わせをしたら幸いなことにPASMOが残高そのままの状態で届けられていたので、残高を止める手続きをしなくて済みましたε-(´∀`*)ホッ

再発行は翌日から

手続きにかかる時間の問題なのか、その場で再発行はできません。「紛失再発行整理票」を発行した日の翌日から再発行できます。
翌日以降(翌日〜14日以内)に「紛失再発行整理票」と身分証明書と1,020円(預かり金500円+再発行手数料520円)を持参して、駅で再発行してもらいます。14日以上経過した時は再度、紛失再発行のお申し込みが必要です。
ここで注意するのは、必ずPASMOを発行した路線の駅で再発行してもらうことです。
例えば、最寄り駅が西武新宿線だけどPASMOを作った駅が中央線なら、再発行は中央線にある駅で行う必要があります。

ちなみに再発行には預かり金(500円)+再発行手数料(520円)=合計1,020円かかるので、定期券やオートチャージが設定されていない、又はチャージ残高が500円以下なら再発行よりも新しいPASMOを買った方が早いし安いのでお得です。

紛失したPASMOを発見した場合

もし、紛失したPASMOを発見した場合はPASMOをPASMOエリアの駅に持って行けば、新しいPASMOを発行後に紛失したPASMOと引き換えに預かり金500円が返金されます。
なお、その際は運転免許証などの身分証明書が必要なので持参しましょう。

紛失したPASMOが届けられていた場合

今回の私みたいに、PASMOが届けられていてもPASMOが預けられている駅にすぐに取りに行くのが難しい場合は、後日警視庁遺失物センターヘ取りに行く必要があります。PASMOは届けられてから2日間は駅で保管されますが、その後は警視庁遺失物センターに預けられます。

警視庁遺失物センターに行く前に、PASMOを預かっている駅に行き、遺失物返還申出書を発行してもらいます。その際、本人確認のために運転免許証など身分証明書の提示や落としたPASMOについての詳細を確認されます(いつ落としたのか、残額など)。
本人確認後に遺失物返還申出書を発行されるので、それを持って警視庁遺失物センターに行きます。

西武新宿駅で発行してもらった
「遺失物返還申出書」

土曜日・日曜日・祝日・12月29日〜1月3日を除く平日の8:30〜16:30までに取りに行く必要があります。
持ち物は身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)が必須です。

最寄り駅は飯田橋駅です。
詳細は下記の警視庁遺失物センターのHPをご覧ください。


警視庁遺失物センター

警視庁遺失物センターに到着したら、身分証明書を提示して本人確認をします。そして、紛失したPASMOの詳細を伝え、窓口で遺失物届出書を受け取ります。記入したら窓口に提出します。
本人のものと確認できたらPASMOを返却されます。
無事に返却されて本当に良かった!!

「遺失届出書」必要事項を記入します。



無記名PASMOの場合

無記名PASMOは、発行時にお客様情報の登録が不要で、誰でも使えるPASMOのことです。無記名(=登録者がいない)ので誰でも使えますが、紛失した時に再発行ができません。

PASMOの停止・再発行は不可能

もし無記名PASMOを紛失した場合は、個人情報が一切登録されていないので誰のものか判断できず、PASMOの停止・再発行はできません。
本人のものという証明ができないため、紛失届を出しても手元に戻ってくる可能性は低いです。カードIDや残高を記憶していたとしても、本人のものという一致・証明ができません。
しかし、財布や免許証と同封のカードケースなど「本人のものだと確認できるもの」と一緒に入れてある場合は本人確認ができるので戻ってくる可能性は高いです。

無記名のPASMO単体を落としてしまった場合、親切な人が届けてくれて、残高や落とした場所を覚えていたとしても本人のものであるという証拠にならないから再発行や返却、返金をされる可能性は極めて低いと思った方が良いです。


PASMOの紛失トラブルを防ぐために

私は今回の件で下記のことを学びました。

・無記名PASMOは使わない
・PASMOを無くしたと分かったらすぐに駅に行って止めてもらう
・PASMOは落とさないよう、頑丈なカードケースなどに入れて保管しておく
・大金をチャージしない

今回、私は以前定期券として使用していた記名入りのPASMOを使っていたのと、親切な人が届けてくれたおかげで運良く悪用されず手元に戻ってくることができましたが、無記名PASMOだったら戻ってきた可能性が低いので記名入りのPASMOを使って本当に良かったと思います。
これを機に、落としやすいスマホケースには保管せず、無くしにくいように頑丈なチェーン付きのカードケースに入れてカバンに付けて保管するようにしました。

PASMOを紛失した場合の再発行手続きはまた何年かしたら変更される可能性もありますが、変更されたらその都度noteを更新していきます。

このnoteがPASMOを紛失して困った人たちの参考になりますようにと思い、書きました。少しでも役に立てたら嬉しいです!

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