SaaSトライアル利用時に気をつけるポイント
こんにちは、高速検索の会社、フォルシア株式会社でデータクレンジングツールMassteryの開発を担当しています、伊藤です。
フォルシアでは、開発業務をより効率化・円滑化するために、先月5月より新たにSaaS型のサービスを導入しました。導入にあたっては、事前にそのサービスを2週間トライアル利用させていただき、使用感を確認したうえで導入を決めました。
私もそのトライアル利用の一部に関わりましたので、今日はその際気をつけたポイントについてご紹介できればと思います。
なお、データクレンジングツールMassteryも、2022年6月現在、2ヶ月間のトライアル利用(有償)をご提供しています。
ご興味の方は、問合せフォームよりお気軽にご相談ください。
①トライアルのゴールを設定
まず最初に、トライアル利用を通じて何を達成できればよいかと考えました。
「使ってはみたけれど、導入したほうがよいのか結局よくわからない」となると、トライアル利用にかけた時間も、貴重なトライアルのチャンスも、無駄になってしまいます。
そのため、事前にトライアルを通じて何を達成したいかを明確にしました。
結果的に、ゴールは「自分はこのサービスを本導入したいと思えるか、社内に向けて自信をもって推薦できるか」を確かに判断すること、としました。
あくまで自分が導入したいと思えるか、に主軸をおきました。「このサービスが会社の課題を解決できるか確認する」といったゴールも少し検討しましたが、主語を大きくとってもやる意味を見失う恐れがあります。結局、自分(または他のトライアル参加者)が導入のための社内説得にエネルギーを注ぐに値するサービスと思えているかが重要と考え、自分を軸に持ってくることにしました。
②トライアル後の判断ポイントを整理
続いて、上記の目的に対し、どのようなサービスであれば、自分はこのサービスを自信を持って推せるのか、というのを整理しました。たとえば「社内の開発現場nつ以上で活用でき、xxの手作業から解放されるのであれば、使いたい」といった形です。
事前に判断ポイントを明確にしておくことで、トライアルの際に確認しておくべきポイントを逆算して抜け漏れなく洗い出すことができます。
最終的に導入するかどうかは、会社の判断ですが、まずは自分の言葉でそのサービスが会社に合っているかどうか語れることが大事と考え、自分なりの導入判断基準を整理しました。
③トライアルで確認すべきポイントを整理
最後に、上記②からトライアルで何を確認すべきかを事前に洗い出しました。
トライアル期間は2週間と限られており、なおかつ通常の業務の合間に試すことになりますので、その2週間で試しておくべきことをすべて試せるよう、事前に準備しておきました。
結果的に、トライアル利用にかけた時間はごく一部でしたが、あとになって「あれも確認しておけばよかった」という事項が出てくることがなく、よかったです。
そうは言っても実際に使ってみると、当初は想定していなかった確認しておくべきポイントがたくさん出てくるもので、実際にトライアルできてよかったと思います。
最後に
MassteryというSaaS型のサービスを提供させていただいている私たちですが、同時に、他の会社様が提供されているSaaS型サービスの利用ユーザーでもあります。
ユーザーの立場になると、Massteryをご利用いただくお客様の気持ちもより想像しやすくなり、今回導入したサービスの利用方法を習得しながら、新たな視点を持つことができ、新鮮な体験でした。
今後とも、ユーザーの視点を欠かさずデータクレンジングツールMassteryの開発に携わっていけたらと思います。