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僕らがMasstery部を立ち上げた理由 #1

ご覧いただきありがとうございます。Masstery(マスタリー)部で営業を担当しています、六車です。Masstery部を立ち上げてはや1年半が経過し、新たに部にジョインされる方も増えてきつつあるので、Masstery部のnoteを開始したこの機会に、立ち上げに至った経緯をnoteで共有させていただきます。

世の中の商品データは意外と整備されていない

最近は利用することが当たり前になったECサイト。私は、そんなECサイトの検索エンジンを開発するフォルシアに新卒で入社しました。フォルシアでは旅行会社や専門商社の企業ECを担当させていただくことが多いので、営業である私はそのような企業様と、ECの改善や導入について日々コミュニケーションを取らせていただいていました。

ECに関して日々コミュニケーションを取っていると、「どんな機能が欲しいか」や「どんなデザインにしたいか」といったお話を伺うのですが、そういった内容に加え、「ECを立ち上げたいけど、そもそも商品データが使える状態になくて、どうすればよいか」といったご相談も頻繁に伺っていました。しかし、当時のフォルシアは検索エンジンを開発する会社だったので、その課題を解決する術がなく「データに関しては、お客様の方で...ゴニョゴニョ」のように回答していました。

そんなこんなでフォルシアで数年経過したある日、エンジニア(現:Masstery担当)の光山さんから「データクレンジングの領域で技術的にチャレンジしていく」とお話を伺い、当時の私は「なるほど。データが整備されていないという問題は技術で解決可能なのか。『商品データが使える状態にない』とおっしゃられていた、あの多くの企業様たちのお役に立てるかもしれない」と思いました。

Masstery部の立ち上げ

それまでゴニョゴニョと回答していた企業様に「やっぱり話を聞かせてください」とご連絡するのは気恥ずかしかったですが、色々とヒアリングさせていただいた話は非常に興味深いものでした。

見たこともない謎の記号、
同じ会社から共有されるデータなのに都度ゆらぎが発生している商品名、
商品のカテゴリ分類、
新規・更新・削除データの抽出...etc

伺えば伺うほど、そんな細かいことを人手とマクロを駆使して業務されているのか..という驚きと、どの会社様も類似の作業をされているという発見、またシステムをご提供すれば解決できる内容であったこと、これら3点が揃ったので、Masstery部を立ち上げてデータクレンジングツールをご提供することに決めました。これがMasstery部が立ち上がった経緯となります。

さいごに

それまで人手で泥臭くやるしかなかった領域なので、やはり簡単にお役に立てるツールのご提供は難しかったですが、初めて採用いただいた企業様に「Massteryがなくなってしまって、前の業務が戻ってくることを想像するだけで、つらい。Massteryがあってよかった」と言っていただいた時は、本当にMasstery部を立ち上げてよかったと思いました。

今後も少しずつ機能を追加していき、もっとお役に立てるツールをご提供できればと考えていますので、今後ともMassteryをどうぞよろしくお願いいたします!

私達がご提供している製品「Masstery(マスタリー)」は、多くの人手が必要だったデータ整備を自動化する画期的なデータクレンジングツールです。フォーマットの統一、カテゴリーの自動分類、独自の変換、差分情報の取得等、データ整備に必要なあらゆる機能をご提供しています。
Masstery 製品サイト:https://mstr.forcia.com/ (データクレンジング)
フォルシア株式会社 企業サイト:https://www.forcia.com/ (高速検索)

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