ファンタジー詩:何度生まれ変わっても
100万回生きたねこの
サイン会に行って来たよ
講演で猫はこう話していた
1万回を超える頃には
前世の記憶が段々
残りはじめるんだって
それからは死も怖くないし
ダイエットする気も
起こらなくてでも
食べる事と寝る事は
より好きになるんだってさ
ただ一つ慣れない事もあり
それが恋をする喜びと
失恋の苦しみだそうだよ
え?嘘じゃないよ
そう言ってたんだから
え?確かにそうだなぁ…
虎柄ではなくて黒猫だった
サイン?はい…同じ?
君が持ってるサインと?
どれどれ本当だ…
これは一体誰のサイン?
人間の猫ヒロシの!?
タンゴならぬ
黒猫の詐欺師だったのかぁ…
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