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立憲民主党の「緊急わかもの会議」に参加してみた

さっきとってもタイムリーなイベントに参加したので、
なんの前ぶりもなくnote開始笑

「緊急わかもの会議」ってなに?

先日Twitterで流れてきた立憲民主党主催の「緊急わかもの会議」
コロナの影響を受けている学生の声を生で国会議員・地方議員にzoomでお届けできるというこの企画。アメリカの大学に通う私には少し場違いかと迷いましたが、「友達以外の生の声を聞くチャンス」「外から見ている私に何か手伝えることがあれば」と思い参加を決意。

一時間半ほどのzoom会議、わかものは43人、その他枝野さんや菅さんなどテレビでもお馴染みのお顔を含め、議員さんと報道の方々も参加。

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流れはざっとこんな感じ。急な企画だったとはいえ、割とオーガナイズされていた印象かな。

全体で顔合わせ

ディスカッションというよりは、「個人の意見を議員に届ける場」という雰囲気で、政治家に話を聞いてもらう機会。自分たちの大学でとったアンケートとかをシェアスクリーンで見せ合いながら意見を共有し合う。私は日本の学生と直に向き合うことがあまりないので、とても貴重なお話が聞けました。

飛び交った学生たちの意見はどんなもの?

アメリカから一人、シンガポールから一人、そして全国から、理系も文系も美術系も、43人にしてはバランスよく集まってました。
事前に主催側からメールがきて、「一人ずつ2−3分お話を聞きたいので考えておいてください」とのこと。ばぁーって紙に書き出したものの、やはり「日本に住む学生」ではないので私はギリギリまで言えそうなことがみつかりませんでした。。笑

でも参加者の皆さんは準備周到。自分らの大学でアンケートとったりして、そのデータをシェアしながら問題を提示。
意見は、
 ・バイト先から休業手当をもらえてない学生がたくさん
 ・学ぶための保障をしてほしい
 ・大学生は働かなくては学べないのか
 ・貧富の差=教育の差
 ・先生と対面じゃないと厳しい科目だってある
 ・zoomばっかりで友達ができない!
 ・学生が地方経済を支えているところはかなり厳しい状況
などなど、Twitterでもよくみかける訴えから、考えてもいなかった問題点まであがりました。

私がお伝えしたこと

私が一番伝えたかったのは、「学生の選択肢のなさ」でした。
これはコロナに始まった問題じゃないけど、さらに露骨になったかなぁ、と。
お金がないから奨学金を借りて社会にでてから返済するか、学びに費やすべき時間を、学びを続行するためにバイトにあてるかの二択。入学を延期したい、でも奨学金が必要なら今しかない。オンラインでの学習は嫌だから、再開するまで籍をおきたいけどそれさえお金がかかる。せっかく受かった大学に、理想の大学生活でなくても学費を払い続けなければいけない。など、あらゆるところで割と一定の人間にしか優しくない一定の人間のための制度が当たり前になってしまってる。そこに当てはまらない人を救う対策を練るのが政府や自治体の仕事ではないかと思いました。
ただ、最近日本語を喋ってないので。。。ちゃんと伝わったかどうかは微妙です笑

コロナ学生問題に見えた日本の社会問題

いろんな意見でた中で、個人的に注目したのは
「大学は休校、論文もかけない研究もできない。就活もできない。でも社会はその遅れを容認する気がない」という意見

これは、日本なんでも統一したがる問題、の結果だと思います。
一年を通して、大学の入試のチャンスは一回、就活のチャンスも一回、入学式は4月だけ、卒業も3月だけ。
だからこんな緊急事態時には、遅れがでて社会が詰まっちゃうし、同じスタート地点に立たなきゃいけないことにとらわれて、本当に時間をかけてやりたいことが見えなくなっちゃうんじゃないか

いつ入学したっていつ卒業したっていい、就活だっていつでもいい。
学びたいこと学んでそれを社会に持っていく場所が大学じゃなかったですか? ワンパターンの人たちだけを潤していくより、何パターンものシナリオを持っていても、苦しさを感じずに生きていける国になってほしい

4月入学


これからの社会を元気にしてくれるかもしれない学生たちへの支援が今のままでは優先される気配がない。そんなんだったら少子化も進みますよね。。。

いずれにせよ、今すぐ対応はじめないと日本から大学生いなくなっちゃうよ。。まできてると思う!

これから先できること

このパンデミックは、今までほったらかしにされていたあらゆる社会問題を浮き出しにするチャンスだと思っています。コロナ問題の根本の多くは、前からずーっとある問題。zoomというオンラインだからこそ、普段話せない人と意見を交換できる時代。ほぼ強制的にそんな状況に陥ってしまったとはいえ、日本中の人の声を聞き、世界中の人に声を上げるチャンスだと、私は改めて思いました。
絶対誰か聞いてるし!どこかでニーズに変わるから!

結果はどうあれ、このような違ったコミュニティー同士が交わる意見交換の場は本当に大事。そこで同じ声を持つ人や、あなたの声を拾ってくれる人に出会うかもしれない。


でも今回はせっかくなので、立憲民主党のみなさんには集めた学生の声を、アツいまま国会のお偉いさんに届け、新たな動きの原動力にしてもらえればと願っています。



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