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自分軸を心のエネルギーの供給源につなげる

社会の中で生きるには、自分に存在意義を見出して、相互に支え合うネットワークの一つの節点となることが必要ですよね。そこで、普通はなかなか難しいことだけど、自分には簡単にできることを見出して、その価値を提供すれば、一つの節点として存在することができる。自分の才能を活かせば、楽に人々に何らかの価値を提供できます。

オタクが評価されるのは、自分の才能を活かして、普通の人にはなかなか生み出せない価値を提供するからですね。片付けオタクの近藤麻理恵さんがビジネスを世界的に展開なさっているのがその好例でしょう。

自分の才能を活かして誰にどんな価値を提供するかということは、社会生活に於ける自分の行動基準と言うことができます。算命学研究家の篠田法正博士は、これを「自分軸」と呼んでいます。

自分軸に沿ってビジネスを展開する上では、自分軸が心のエネルギーの水脈に繋がっていることがたいせつです。ビジネスではさまざまな困難に出会いますから、心のエネルギーが枯れてしまっては遣り抜くことができません。そこで、無意識の中から流れ込む心のエネルギーの水脈に自分軸を繋げ、尽きることのないエネルギーの供給を受けることが必要なのです。

心のエネルギーの水脈というイメージは、ユング心理学者の河合隼雄さんのものです。篠田法正さんは、これに対応するものを「コア」と呼び、太陽のような発光体のイメージを与え、一本の矢の羽根の部分に取り付けています。羽根の部分に発光する球状のエネルギー体が取り付けられた矢、これが篠田法正さんの「自分軸」のイメージです。コアが発するエネルギーを使って、一本の矢が方向性を持って飛んでいく。宇宙の果てまで飛んでいきそうですね。

心のエネルギーの供給減を捉えたら、そのエネルギーを使って飛んで行く方向性を与えましょう。



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