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CXO Night #7 デザイン会社経営のリアルまとめ

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毎回落選していた、CXO Nightに初note枠&初参加してきたので、自分がとっていたメモやツイートなどから簡単にイベント内容をまとめてみました!
間違いあればご指摘頂けると幸いです。

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今回は年末というのもあるのか、いつもより参加者が少ない印象でした。

CXO Night 開催の背景

・CTO文化同様に、経営に関わるデザイナーを増やして健全な開発文化を啓蒙したい。
・スタートアップに挑戦するデザイナーを増やしたい。
・スタートアップのデザイナー同士で悩み相談をしたい。
・若手デザイナーのロールモデル探しとして。

登壇者プロフィール

牧野 圭太
株式会社カラス代表 / エードット取締役副社長
2009年博報堂入社(2015年退職)株式会社カラス代表/エードット取締役副社長。#ブランドジャーナリズムという「ブランドと社会を結びつける」クリエイティブ・コミュニケーションを標榜し、啓蒙している。「広告がなくなる日」を執筆中(2月発売予定)。ときたま文鳥文庫の店長。
HP:https://karasu-a.com/ 
杉浦 太一
1982年東京生まれ。2003年大学在学時にCINRAを立ち上げ、2006年に株式会社に。アートや音楽などのカルチャーメディア『CINRA.NET』などのオンラインメディアを数多く運営する傍ら、経済産業省、観光庁、福岡市、資生堂、森ビルなどブランディングやデジタルマーケティングに従事。創業から15年、高校時からの夢である教育事業を始めるべく準備中。
HP ;https://www.cinra.co.jp/ https://a-dot.co.jp/
築地 ロイ 良
Sydney出身。Installing Crazy Ideas Everywhereというミッションを掲げ、少しでも社会や世界を面白くしていきたいと思っている。最近ではメーカー企業やスタートアップとコラボレーションし、新たなプロダクトやサービス、体験や価値を生み出すコンサルティングも行っている。国内外にて400を超えるアワードを受賞。
HP;https://www.birdman.ne.jp/
坪田 朋
livedoor、DeNAなどで多くの新規事業立ち上げやUIUXデザイン領域を専門とするデザイン組織の立ち上げを手掛ける。デザインファーム「Basecamp」を立ち上げてスタートアップの事業創出を支援。2019年7月からdely株式会社のCXOに就任。
blog;https://blog.tsubotax.com/


自己紹介

土屋さん
本来、飲み会で開かれるようなもの。なかなか無いようなイベント
築地さん
「Installing Crazy Ideas Everywhere」
15年目 40人 エードットのグループにジョイン
牧野さん
ここにいるメンバーでは新参
広告界隈のベンチャーのような会社
100人いるデザインと企画の会社
クラシカルなデザイン会社
中目黒の家賃5万のところに八百屋をつくった
八百屋なのに出資受けている
ブランドジャーナリズムを掲げている
ブランドと社会性

タピオカ×参議院選挙

杉浦さん
「人に変化を、世界に想像力を」
もともと学生時代から教育事業をやりたかった
InspireHigh
→自分の世界を広げるインスピレーションをもらう、
13歳〜19歳のためのオンラインラーニングコミュニティ

ここ10年でのデザインクリエイティブ業界の変化

築地さん
もともと映像やグラフィックやっていた
細分化されていたから映像は諦めた
たまたまflashをみて「これ自分でできるじゃん」と思ってやり始めた
2004年に法人化
flashが終わったことが大きかったこと
当時はflash数千万とかだった
自動車の広告をずっとつくっていた
そもそも魅力的な車をつくりたいと思うように
どんどん自分たちのニーズが変化している
牧野さん
元博報堂で6年コピーライターやっていた
社会が変わってきた
→マス広告の時代が終わった
テレビCM安くて2,3000万とかかかる
CM流すのに10億かかる
メディア環境が変わってきた
杉浦さん
独立系VCとか当時無かった
自社メディアが売り上げ0だったから、受託やっていた
当時は自分がやりたいことをやるためにやっていた
毎回チャレンジできるから受託は面白い
自社メディア経由で仕事くるとかもあった
町中のクリニックとかやってた
コミュニケーションのあり方が変わってくるだろうなと

この時代でクリエイティブの会社を経営する楽しさと難しさ

築地さん
そもそもこれしかできない
実は社長向きじゃない
経営者を雇いたい
15年やってるけど、口コミだけで集客になっている
受託楽しい
15年やってて疲れちゃった笑(会場爆笑)
人の生活を変えるとか刺激になった
刺激をつくっていきたい
経営は楽しくない
経営となると人を雇わなきゃいけない
無借金でずっとやってた
牧野さん
経営者向いていない
3日間家帰っていないけど、役員はいくら働いても大丈夫笑
コピーも企画もやりたい
社員3人から20人になった
杉浦さん
無条件にオーナーシップ100%もてるのが有難い
全て自分の責任
しんどいけど払う代償はある
人材獲得は10年前より難しくなっている

これからのデザインクリエイティブ会社の成長の可能性はどこにあるのか? | 自己資本か、売却か、IPOか

土屋さん
世界中でデザイン会社が買収されまくっている
アクセンチュアは買収35社
デロイトは40社以上
日本だと話題になるような売却がない
築地さん
ここ2年で「疲れちゃった」
広告を作っている段階では3、4ヶ月で仕事が終わる
自分たちのやりたいことがどんどん変わってくる
海外の会社からも2、3社声がかかっていた
牧野さん
エードットはセールスプロモーションやってた
泥臭いことやっていた
伊達さんから「まっきー、バードマン知ってる?」と電話かかってきた
お互い自己紹介して、一緒にやったら面白いんじゃない?
売却の話はなかった
売却まで1年〜1年半かかった
いきなり言う前に、世界を変えていきたいがバードマンだけではできないと朝礼でちょいちょい言っていた
みんなが夢見れる環境をつくっていきたい
40人以上はいらなかった
企業としては楽。
杉浦さん
15年自己資本でやっている
牧野さん
電通、博報堂に代替できる会社つくりたい
土屋さん
10年以上輝き続けるクリエイティブ会社なかなかない
デザイナーして成長するにはいろいろやらないといけない
クライアントワークやりたいひとが多いというデザイナーが今の時代少なくなってる気がする

土屋さん
どうやったら輝き続けれられるか?

牧野さん
面白いものをつくりつづける
アウトプットがイケてるとか
再現性もってやるのが難しい
杉浦さん
日本の大企業すげえ
彼らの中に入ったら、動けなくなる
自分たちのDNA持ちながら、大きなアセット持ってる会社とどうつながっていくか
人の規模が事業の規模
MAXで2、300人まで拡大できる
社会にインパクトをだせる
築地さん
このまま終わってもいいのか?
意地でもスケールしない
少数精鋭でやりたいと思っていた
牧野さん
どう言う会社が生き残れるのか?
自分たちの独自のスキル
築地さん
人を集めたもん勝ち
そこを集めるにはどうすればいいか?
牧野さん
博報堂やめてから、独立する
チョコレイトGO
自分達のやりたいことをやっている
どう生き残っていくかは楽しみ
その他
チームラボ儲けてる
中国で需要がある
デザインとアートは違う
DMMというパトロンがいる
最終的にはメディアアートだけでやっていきたいのでは
コンテンツで勝つ
日本らしさをのせていったことが勝因
そういう人たちがグローバル行く
もっとクリエイティブの会社が増えていって欲しい
インハウス以外の働き方以外もあるよ

土屋さんと坪田さんが出会ってからUIデザイン市場の変革

土屋さん / 坪田さん
当時DeNAにUIデザイナーいなかったので、
グッドパッチに依頼したが、一回断られた
サンフランシスコいくきっかけが南波さん
UI crunchつくったのは土屋さん
この6年でデザイナーの価値が上がっている
UIデザインの限界がある
UIデザインは根本的には企画
上流から変えてかないといけない
flashは当時1500万
クライアントにユーザーインタビューをしている
グットパッチに依頼した理由
期待は?
アウトプットの衝撃は?
顧客の価値に感じてもらっているのは?
コミット感が価値
社員よりも深く愛して考える

それぐらいコミットしてくれる会社がない
最低200万〜 最低2人
いいものをつくりつづけられるチームや文化
文化をインストールしていく
付加価値が高い
差別化のポイント
01からグロースしないといけない
それを成し遂げられる
プロダクトと組織は両輪
結局、組織だよね
組織をつくる文化を変えることが本質的な解決策
組織に定着して、接着剤がないといけない
グットパッチは本質的な課題解決をしている
デザイナーとしてインハウスだと、上下関係ができる
伴走型のコンサルティング会社
DeNAに出向するために、定款と免許とった
変化を踏まえた上での今のビジョンや方針
デザイン会社の資産はヒト
新卒をとって、育てていく
土屋さんのやりがいは育てること
新卒の言葉や視座が変わっていく
成長しつづけることができる
自分で成長していくマインドがあるかどうかが大事
教えてもらって成長する人は遅い
自分で成長する人は早い

向上心と成長意欲があるかどうか
成長する意志があるかどうかが大事
ナレッジをためる文化がある
自発的にやっている
ナレッジが3万件ある
ナレッジパッチをやっている
2週間かけている
総合格闘技
横断しながら深彫り続ける
統合力、インテグレーション力
器用貧乏界のTOPになる
バランス感覚が重要
どんな人とでも一緒に仕事ができる
再現性が難しい
イノベーションは新参者から生まれる
山口さんの本に書いてある
その分野に全く関係ない人がはいってきて、イノベーションをおこすことが多い
ワンダーリストとSoundCloudはベルリンのスタートアップ
調べたら、、セコイヤキャピタルが30億出資してる
Goodpatchにドイツ人のボリスが応募してきた
ベルリンがスタートアップアツい
そこで働きたいと思えるかどうか
お金の相対的価値が下がっている

参加者のツイート


イベントレポートnote

自分がメモしきれなかったものについては、他の参加者の方々が丁寧にまとめて頂けているので、そちらもあわせてご覧ください。







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