『しないこと』リストのすすめ!(人生を豊かにする引き算の発想)
✳️実は今回ご紹介する 本は、 表題を見て 私が間違って手に取ってしまった と後で気づきました。
今回の表題に「しないことリストのすすめ」と書いてあることからそのまま受け取り、最近巷でよくある「やることリストを作りましょう 」「1日のすることリストを書き出しましょう」と よく言われてます。それの反対の 「しないことリスト 」を書き出すことで より効率的に 目標に手が届くと思い、この本を手に取りました。
✳️この内本の容は思っていた内容と全く違っていました。
「しないことリストのすすめ 」人生を豊かにする引き算の発想 ポプラ新書 辻 信一著書
*️⃣ここには 、あれもしなくちゃ これもしなければ と することリストの増殖に際限がなく 、あなたはいつもそれに振り回されている 。
することありきの人生は果たして幸せなのでしょうか 、まずはその隣に「しないことリスト」を置いてみましょう。
*️⃣今の 世界を 見てみると、 紛争や戦争飢餓 、格差社会 、環境問題、 食糧危機エネルギー危機、金融危機、経済危機 おまけに 東日本大震災、 福島原発放射能汚染の危機 そして 最近では 、新型コロナウイルス による 世界的な 感染拡大 という大変な時代に巡り合わせています 。
そもそもこれは 経済成長を テーマとした終わりなき経済成長の一代ドラマの結末と著者は言ってます。 貪欲を美徳として、 もっともっと を合言葉に 、より速くより多くのことをする という、競い合う競争社会 の行き着いた 先が現在である。
それは一言で言うと「過剰」ということで表せるのではないかと 言っています。
そしてその「過剰」を支えてるのは「することの過剰」。 することが多すぎる状態を忙しい と言います それは心がなくなると書きます。 これまでの社会は世界でいちにを競う忙しさも仕方がなく常識だった。 しかし不況の時代が来れば来たで休みたい、のんびりしたい、好きなことをしたい、家族との時間をなどと 言えば、今はそれどころじゃないと言われる。
することやしなければならないことは増える一方。 気が付くと 私たちは することリストを抱える国民になっていた、 ということを言っています
✳️することリストを見つめ直すと 、その中には「すること」は「しなければならないこと」 になってるのが 多いのではないでしょうか。
そして自分が本当にしたいことは 、しなければならないことに追いやられ 、「しないことリスト」の中に 埋もれてしまっているのではないでしょうか。
「 しないことリスト 」により、忘れかけていた「したいこと」が 出てくるかも分かりません。 そして私たちは人生に 改めて自由と生きがいを取り戻すことができるのではないでしょうか。
*️⃣以下本書の構成は
第1章 することリストからしないことですので 第2章 まず手始めのしないことリスト 第3章 しないことのための引き算的発想 第4章 未来のためのしないことリスト 第5章 しないことから生まれる力
自分が今本当に やりたいことは何なのかを見直す意味でも 是非手にとってご覧になられてはどうでしょうか。
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