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クレイジージャーマニー #4 日曜朝のTechno Club

今回はベルリンのクラブカルチャーについて。日本でクラブというと夜〜朝方に行くイメージですが、日曜の真っ昼間にクラブに行く、という何とも健全な遊びをしてきたので紹介したいと思います。

テクノのメッカと呼ばれ、本当に沢山のクラブがあるベルリンですが、その中でも一際有名なのがBerghainです。

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世界最高峰のクラブとの呼び声も高く、旧東ドイツの発電所を改造したこの場所は、週末土曜の夜から月曜朝までノンストップ、というクレイジーな営業スタイルを展開しています。重要文化財としても登録されてたりもしますよ。まずはこのクラブの紹介から。

ドアポリシーが厳しい

世界中に広く知られる超有名クラブですが、その雰囲気を壊さないためBerghainに入るのに相応しいかどうか、入口で厳しくチェックされます。

ベルリンっ子に聞いた、Berghainに入るためのTips

1. 全身真っ黒のテクノっぽい服を準備。
2. 観光客っぽく見られないようにする。
3. バウンサーの付近に来たらへらへら笑っちゃダメ。
4. イノセントに見えないようにする。これは日本人をはじめ、アジア人は要注意!メイクなどでごまかしましょう。
5. あまり大人数で行かない。
6. 歳が上の人の方が入りやすい。

ただ、これもバウンサーの気分次第といった感じもあり、一度断られても並び直して2回目は入れた、ってことも多く、結局のところ明確な基準はありません。

入場待ちの長い行列

人数制限をしているため常に長い行列があり、土曜の夜なんかに行くと2時間は確実に待つことになります。その行列が少ない、運が良ければ全く待たずに入れるかもしれない時間帯が、日曜の朝なのです!8時過ぎるとやや人が増えてくるので、できれば6-7時くらいに行くのがオススメ。運が良ければ全く待たずに入れることも。

写真撮影NG、口外禁止

SNS必須のご時世でも、中で写真を撮影することは禁止。入場する際にスマホのカメラにシールを貼られ、中で見たこと起きたことは外にもらさないこと、と注意を受けます。いけない薬をやってる人やハプニングなどもあるのでね。

これらのルールを、一度も入場を断られたことが無い!というクラブ博士みたいな人に教えてもらって、全身真っ黒なテクノファッションを準備してBerghainに挑戦!


が、なんと残念ながら私は入場を断られてしまいました。。。一時間弱並んでも、断られる時は一瞬です。入り口とは逆方向に手を振られるだけ。恐らくToo innocentに見えたか観光客だと思われたよう。

なので結局://About Blankという別のクラブへ。

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結果、ここも最高でした!ハードテクノを流している屋内のフロアと、少しchillな雰囲気のテントフロア、ベンチがあって休憩できる中庭があります。私はテントフロアが好み◎こっちが楽しすぎて、Berghainのドアマン私のこと分かってるわー!って思えるほど。

日曜の真っ昼間なのに、中に入ると完全なるクラブ。お昼を食べにに中抜けして外に出た時、先ほどまでとは打って変わってのどかな休日風景が広がっていて、時間や場所の感覚があいまいになるような何とも言えない不思議な感じです。

ドイツのお店は日曜に閉まってしまうのでよく暇を持て余すし、クラブに夜中から朝方までいるのも大人になったらすごく眠くて疲れてしまいます。だから日曜朝にクラブに行くスタイルって、すごく有意義。

更にクレイジーな体験をしたい!という方はKitKatなどが有名です。私もBerghainはまたベルリンに行く際リベンジしたいかな。入場できたよーって方はぜひ感想を教えてくださいね。

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