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辛いときは

私は、辛い時は逃げることにしている。なんでかというと、子供の頃の経験があるからです。

忍耐が大好きな人は多い。日本の昔からの風潮で耐え忍ぶというのが美徳とされてきたところがある。

私たちは子供のころから、どちらかというとみんなと同じに、なんでもできるのがよし。周りからはみ出さず、和を尊ぶというところがある。学校や親にもそういう考え方の人が多い気がする。

違いを喜ぶより、人と同じことで安心するという、変な意識がある。これが異質を排除する→イジメにつながったりするんだけれど。

私は、子供の頃から親があんまり幸せそうな夫婦に見えなかったので、ずっとなんで我慢して、夫婦関係を続けているんだろうかと不思議だった。

大人になると、あんまり幸せそうではないけれど、不幸ではないということだったんだなぁとは、わかるのだけれど、子供心にはそう思えた。

そんな経験があるので、自分が幸せでなければ、我慢しないでとっとと別れようと離婚を決意した。もちろん、子供がいたので、悩みました。父親がいない子供にしてしまうんだとか、経済的にも厳しくなるとか。

でも、当時の私はストレスで円形脱毛症になり、体重は激減し、周りから精神状態も健康状態も心配されるようになっていた。こんな状態の母親で、子供が幸せになれるはずがない。それよりも、うまくいかないことを受け入れて、母親1人でも一生懸命にこの子を育てていけば、きっとわかってくれると思って私は逃げた。今は、あの時の判断は正しかったと思う。

よく、子供のために離婚できないとかいうけど、そんなの子供のせいにされても迷惑だと思う。親は子供が幸せだと、自分も幸せだ。それは子供側からしても同じこと。離婚したくても、自分のせいで我慢して不幸で苦しんでいる親は見たくない。

ブラック企業に勤める人も、いじめにあっている人も、迷うことなく逃げるべきだと思う。自分を壊してまで、守るものなんて何もない。

そういう状態になるということは、今いるところは、そもそも、自分のいるべき場所ではないんだ。しがみついてる時間がもったいない。

逃げるべき相手が親ということになると、難しいんだけれど、その場合はできるだけ信頼できる親戚の人なんかに相談して、少しでも早く自立できるように、逃げるにはどうしたらいいか、今から計画をたてておこう。

逃げないでいるってことは、ヤスリで自分の魂を削っているようなもん。

どんどんすり減っちゃうよ。手遅れにならないうちに、思考回路が停止しないうちに早く逃げよう。大丈夫、今よりずっといい未来しかないから。

と、いうことで、辛い環境からは、我慢せずにとっとと逃げましょう。


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