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どうか私を幸せにしようとしないで下さい。

どうか僕を幸福にしようとしないでください。
それは僕に任せてください。

フランスの詩人/レニエ

私の大好きな文章の一つ。

自分で決めるということは、
時に差し伸べた手を振り払うことも必要だ。

だけど、

相手に嫌な思いをさせてしまうんじゃないか。
せっかくの好意を受け取らなきゃ失礼だ。

そんな考えでついつい相手の意見を
飲んでしまうことがある。


差し伸べられた手を振り払うことは、

助けなんていらない。

と、拒絶のメッセージとして受け取られてしまうことがある。


だけど、

私のことはいいから、あなたはあなたの人生を優先して。

と背中を押すメッセージを送ることもできる。

自分の人生を助けてくれる人より、
自分の人生を決めさせてくれる人が、
とてもありがたい存在だと私は思うのだ。


もしも私が助けなかったとき、

なんで助けてくれないの?

と、受け取る人より、

見守ってくれてるんだよね。
私に決めさせてくれてるんだよね。

と、受け取る人が近くにいたら嬉しい。

私もそんな人間でありたい。


他人を幸福にしようとしない。
それは彼、彼女に任せる。


誰かに幸福にしてもらおうとしない。
それは自分でやる。

ただ、
これを実践すると誤解されます。
人間関係がぼろぼろ崩れていきます。

かなり傷つきます。

なので、
誤解されてもいいと、
理解されなくてもいいと、
踏ん切りがつくまでがシンドいのです。

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