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Stay Foolish〜愚かであれ再考〜

※気に入っていただけましたら本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

昨日は初めて渋谷ヒカリエでイベントを主催した。これまで港区の麻布・六本木を中心にして国内外で様々なイベントを行ってきたが、渋谷での初開催、初対面の参加者の方々ということ自体にとても新鮮味を感じることができた。

今後、この渋谷ヒカリエでどのくらいイベントを続けていくかはわからないが、とにかく私は流動性・流転性を第一に考えて物事を起こしているので、今回、新しくまだ使い慣れていない会場で完全にオリジナルなイベントを遂行した、ということ自体が私の命にとって価値のあるものとなった。

これは瞑想の基本であり、生命活動の大原則でもあるのだが「飽きる・慣れた」という感覚自体を大事な要素として捉えていくということだ。

この感覚は若い人ほど持っていて、歳をとればとるほど一般的には失われていく。歳を取るごとに一貫性を重要視させられ、固定化を促す社会的通念の影響に侵食されていくからだ。飽きたらさっさとその場から去らなくてはいけない。これが生き方の基本だ。1つのことを継続できないことに罪悪感を感じているとしたら、それこそが洗脳だと思って切り捨てた方が良い。

「あーこの人、もうこの仕事飽きてるなー」という感覚、他人は敏感にわかるものだ。そして飽き飽きしてるけど、お金のためにとりあえずそこで働いる人を介して商品・サービスを受け取りたい人など誰もいない。もうそこに居たくないないのに、そこに居続けていることで発生する摩擦感、停滞感くらい重たいエーテルはない。

「おい、お前、もう飽きてるんだろう?」

とハートから思考に向かってはっきり言ってやることが大切だ。そして飛び出せば良い。私は常々スティーブ・ジョブズを引き合いにだして解説しているが、今日はこの飽き感に関してジョブズの話をしたい。


『Stay Foolish(愚かであれ)』というのがこの飽き感と相補的に作用する象徴言語である。賢いと社会性に迎合してしまうから。飽きている自分を自覚しながらも押し殺して一貫性を出そうとしてしまう。これでは生命力は躍動しない、流れは太くならない、点と点はネットワーク化しないのだ。

一貫性を強調するのに、若さというエネルギーの虜になっているこの世の中の矛盾した集合意識のカルマ構造が見えてきただろうか?

基本的に「若さ」というのはそれだけでとても価値があるものとして扱われやすい。そして「老い」はその対局にある要素として最も忌み嫌われている。だが今回、私ははっきりとこの瞬間にも年老いていっている全読者の方々にお伝えできることがある。唯一、私たちが若さ・鮮度に勝てる要素があるのだと。

それが「発酵」である。

もちろん発酵食品を食べましょう、という安直な提案を申し上げているわけでない。存在の発酵、人間性の成熟、意識レベルの円熟のことを申し上げている。上質な天然水や新鮮な野菜はそうでない水や野菜と比較してとてもよく発酵することを皆さんはご存知だろうか?つまり、より生き生きとしている人間の方が、後々よく発酵していくことができる、ということだ。

よく飽きて、興味対象をコロコロと変えて、縦横無尽に意識を拡大していくことで人は周りの“空間や自然そのもの”からエネルギーを受け取り活性化していくことができる。この意識状態こそが人の生命力を強く発酵・変容へ向かわせるのだ。

そうして人の生命力(鮮度)と発酵度合いが一定の閾値を越えたとき、意識は自分が興味関心を抱き続けることができる対象を“情報単位として必然的に導き出す”ということが起きる。それはあらかじめ固定化を押し付けれた人間の意識が選んだ社会的な対象とは関係性がまったく異なることは言うまでもないだろう。


関係性は『新鮮な出会いから始まって→徐々に深まり→熟成されていく』というプロセスの中で1つの丸いユニットとなる。自分自身の飽き感と新鮮味を両方よく思い起こしながらハートが選択することに対して正しさを確かめずに進んでいくこと。すると私たちの人生は他のどんな人生よりも自分自身
にとって面白すぎるストーリー展開へと導かれていく。


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