ダイバーシティはfact、インクルージョンはstrategy

昨年、人材育成の世界的な国際カンファレンスとして良く知られているATDのヨーロッパ地域の大会「2018 ATD European Summit(@アムステルダム)」に参加しました。その中で最も印象的だった言葉がHoneywell 社のディレクター、リサ・ダムス氏の「ダイバーシティはfact、インクルージョンはstrategy」でした。日本ではまだまだ性別や国籍だけで語られることの多いダイバーシティ＆インクルージョンですが(おまけにダイバーシティのみで語られることがほとんど)、その本質をシンプルかつ見事にとらえた表現でした。こうした考え方がサラッと出るのも小国が互いを尊重しながら共存しているヨーロッパの地域特性が影響しているのかもしれません。この言葉を聞けただけでもアムステルダムに行った甲斐がありました。今年はブリュッセルで開催されるとのことです。