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腰痛になって過去を反省し苦しみを日々の糧とすること

 両親のおかげで、これまで無事、過ごしてこれた。68年も。37歳のとき、急性肝炎で1カ月余入院したことはある。理由はわからない。当時の流行、問題視されていた病だけに、あれこれ陰で噂された。他人様は、みんなそうである。直接は言わない。最近になって(暇だから)詳しく調べると、小学校時代の集団予防接種らしいと判断、法律で補償もありえるとのころから、弁護士事務所から懇切な指導をいただいた。結果は、今は、数値が低すぎ、補償の対象にはならないと。それは、発症の結果、肝がん、肝硬変など重病に至っていないから良しとはする。でも、当時は30歳後半の公務員、医者から「1カ月半から死ぬまでね。」と入院期間を言われ、ドキッとした。

 余談で家族へ電話したら、小学生だった次女が、「お父さんはいません。入院しています。」ガチャと電話を切った。子供たちにも心配させた。

 それ以来、ほとんど病気はしていない。もちろん高血圧とか歯医者とか、比較的多い病気は別である。高齢者になると、知人友人等が死んだとか、重病で入院とかの話はよく聞き、明日は我が身と思いつつ、今日まで至っている。ありがたいことだ。

 ところが、一、二週間前から起床後すぐ、ほんの5分・10分であるが、腰が痛い。酷いときは、机や家具を支えに立ち上がる。昨日、今日は、比較的痛みも少ない。整形外科へ行って、かかりつけ医に見てもらっても、特に指摘事項はなく経過観察で、投薬や指導もなかった。最後に、重労働は?と聞かれて、倹約節約のため、ふろの残り湯を花の水やり、洗濯用水、トイレの流水にする作業を日課にしていますとは、よう言わなかった。

 それを止めて一週間、それでやや軽快しているのかもしれない。夜、妻に背中や腰をごく短時間、揉んで貰っている。これもいい治療になっているのかもしれない。確かに、浴槽からバケツで残り湯をくみ上げて、外へ運搬、あるいは洗濯機水槽に流し込んだり、トイレに溜め水するのは、重い。もう年なんだから、これをほんとに”年寄りの冷や水”駄洒落にもならない。反省しきり。

 数値的には、2月で4リットルは節約できる。その結果、腰を痛めたのでは、愚かしい。別の方法で、節約しよう。

 一病息災というが、生活やこころの有り様に影響のない一病にしておきたい。いまの私には、高血圧、140/90を基準に、薬を飲んでいる。下回ることも多い。医者からは、毎日飲むよう指導されている。自己責任でと回答、医者は諦めている。私だって、脳梗塞、脳卒中は怖い。

 一病息災でがんばろう。

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