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最近読んで良かったマーケティング本まとめ

こんにちは、西村マサヤです。


前回書いたnote『マーケティング担当者になったら読む本まとめ』から約4ヶ月経ち、他にも良い本とたくさん出会えたのでまとめておこうと思います。(前回のnoteリンクは記事の最後に記載しています)

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学

前回もご紹介した、マーケターでありデータサイエンティストである松本さんの本。行動経済学や心理学をベースに「認知の歪み」について深ぼっていくのがとてもおもしろかったです。コロナで「ファクトのあり方」が問われる今こそ読みたい一冊。

マーケティングプロフェッショナルの視点

元P&G音部さんの書籍。これめちゃくちゃ良かったです。マーケティング戦略をメインに、勝てる組織をどうやって作るか、といった組織論まで、非常に幅広く考え方が学べる一冊。マーケターは必読だと思います。

すべては消費者のために

P&Gで日本人初のヴァイス・プレジデントになった和田さんのキャリア×マーケ論。ウィスパーのブランド立ち上げやパンパースのV字回復など、当時の戦略が詳細に書かれていてとても勉強になりました。マネジメントや育成面でも学びが多く、非常に濃厚な一冊です。

戦争広告代理店

田端信太郎さんがおすすめしていたPRに関する本。まさにマーケティングとは「Perception is everything」であることを再認識させてくれる内容でした。マーケ/PRだけでなく、営業やアライアンス、あと社内マネジメントも含めて、「情報」が勝敗を左右する職種につく人は全員読んだ方が良いと思います。

P&G式 伝える技術 徹底する力

個人的に、元P&Gの人は「徹底した目的思考」がかなり強いと感じているのですが、その真髄に触れられるのがこの本です。日々のコミュニケーションからマーケティングの施策まで、常に目的思考で考え、伝えていくためのノウハウがまとまっています。新卒とか若手に読んでほしい一冊。

実験思考

マーケというよりサービス企画や新規事業寄りの内容ですが、マーケターもぜひ読んでほしいめちゃくちゃおもしろい本です。優秀なビジネスパーソンは漏れなく「仮説検証能力」が高いと思いますが、その考え方を「実験」と称し、具体的なエピソードもまじえながら綴られた一冊。最近読んだ中で、かなり衝撃を受けた書籍でした。

本当のブランド理念について語ろう

数々の偉大なブランド事例をベースにブランドビルディングについてまとめた一冊。僕も実務で応用している有効なフレームがいくつも紹介されていて、非常に学びが多かったです。

アスリート×ブランド

Red Bull元CMO長田新子さんが書かれたRed Bull流マーケティングに関する一冊。Red Bullのマーケティングは本当にオモテに情報が出ないので、めちゃくちゃ貴重。割と踏み込んだ内容やノウハウについても触れていて驚きました。独自性の高いマーケティングですが、参考になるポイントがたくさんあると思います。

STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

これも起業論や事業立ち上げの話が主ですが、マーケティングに関する事例もいくつかあっておもしろかったです。17社のスタートアップからテーマ別にノウハウを学べるので非常に読みやすいのでおすすめ。

小倉昌男 経営学

これめっちゃ良かったです。「クロネコヤマトの宅急便」立ち上げエピソードを綴った一冊。小倉さんは当時マーケティングのセミナーに通い詰めるなど、非常にマーケティングを重要視していたことが伺え、マーケドリブンのサービス設計の話はとても学びになりました。


以上、10冊でした!

また今後も、定期的にUpdateしていきます!


前回のnoteはコチラ。


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