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黒幕

私は最近、脱カフェインを始めた。

カフェインに起因するパニック障害を発症してからというもの、私は定期的にカフェイン断ちをするよう心がけてきた。

だが今回は今まで以上に、良い意味で体調の変化を感じている。なので、今後は一切、カフェインを摂取しない日々を過ごすつもりだ。

カフェイン断ちをした後、これまではデカフェコーヒーを飲んでいたが、これからはそれも辞めようと思う。デカフェは95%以上のカフェインを排除しているようだが、完璧ではないからね。目指すはノン・カフェイン生活。

結果…すこぶる体調が良くなった。

私は今年に入ってから約7ヶ月ほど、朝と昼に20gものコーヒー粉(約二人分)を使ってドリップし、コーヒーを飲み続けた。

その間、運動後に明らかな疲れを感じるようになった。今まではそこまでの疲れを感じなかったのだが、スポーツジムから家に帰るまでもしんどいくらいである。

そして、何をするにしても何となくそわそわ感が強く、イライラ…というか、下らない事でムカっとする事が多くなった様な気がした。

運動中、足もつりやすい。塩も水もしっかり摂取しているのに、だ。

何というか…全体的に「理不尽な低血糖状態」だったのである。

私は体質的に太りやすく、にも関わらず普段から甘いものが大好きだ。

でもそれって言い換えると、体が甘いものを欲しているという事でもある。その原因に関しては、「めちゃくちゃ追い込んでトレーニングするから」だと普通に思っていた。

だが…それにしても以前より疲れが強い。普段からそこまでジャンクな物を毛嫌いしているでもない。だから低血糖なんてそんなに起きないはずなのだが…結構食べないとダメな感じ。

その結果、体に余分な脂肪がつくという負のサイクルにハマっていたのだ。

さらに日中だろうが寝てる間だろうが、とにかくトイレに行く。排尿の回数が尋常ではない。明らかにおかしい回数だ。

この全体的な「生活リズムの変調」に違和感を覚えた私は、そこでようやく原因がカフェインであることを突き止めた。

カフェインをやめてからほどなく離脱症状に襲われた。軽い頭痛がするし、何よりとにかく、眠い。

1日10時間以上眠らないといけない感じ。ただ、それも2週間ほどで改善された。

結論、先述した症状の全てが改善された。

運動の後も、「もうワンレッスン行くか!」と思えるほどに疲れない。私は以前からこんな感じだったので、この体調に戻った時には「そうそう、これだよこれ!」と思った。自分を取り戻した感覚があった。

特に低血糖の症状がひどく、カーディオのような追い込む系のトレーニングをした後は、本当に具合が悪い時も多々あった。それもすっかり改善され、いくらでも動けそうな感覚が戻ってきた。

気持ちも静かになり、明らかにイライラ感も減った。

また、コーヒーによる興奮作用から解き放たれたこともあって、性的な欲求も以前より明らかに制限できる様になった。

実は以前、風邪をひいてから長期間、喉の奥になぜか痰が絡み続ける感覚があった。もう3ヶ月近くも続いていたので、おかしいと思ったのだ。

この症状はパニック障害を抱えた時にも経験しており、だからこそカフェインの毒性に気付けたというのもある。

その時の体の状態にもよるだろうが、実は痰は胃の不調で発生するケースが多いらしい(あまり知られていない)。

コーヒーによって自律神経がイカれ、それによって多大な心的&肉体的ストレスが生まれた。何より、周知の通りコーヒーは純粋に胃腸を壊しやすい。そう考えると、その症状もカフェインが原因だったと思われる。

事実として、カフェインを辞めることでこの症状は一切出なくなった。

カフェインは体内の貯蓄した糖を分解する性質もあるらしい。故に、カフェイン過多になるとカタボリックを起こしやすい。

カタボリックとは、簡単に言うと「栄養が足りない!この肉体は今、生命の危機にある!」と体が認識した際、筋肉を犠牲にしてエネルギーを生み出す現象のことだ。

私は最近、私らしくないほどに筋肉がつきにくいと感じていた。この症状も、カフェインのこの特徴を見れば納得できるものである。

故に、どうしてもコーヒーを飲みたい時は、極力オーガニックな砂糖を入れて飲むのが正解なのだ。

…ここまでの症状は大体、「もう歳だから…」などといった理由で片付けられてしまいがちだと思う。

だが…別に自慢するわけでもないが、私は間違いなくその辺の45歳の人に比べれば多くの体力がある。そこだけは絶対的な自信がある。

だからこそ「おかしい」と思えた。恐らく、一般的に「更年期障害」などと言われる症状のほぼ全ての原因は、コーヒーなどのカフェインに起因するものではないのか。

カフェインは自律神経を破壊する。

これだけでも辞める理由としては十分だが、吸収予定の糖を破壊し、筋肉を衰えさせるのであれば…それって糖尿病の原因にもなりそうじゃないかな?

かと言って、その状態で甘いものを我慢すると、単純に大きなストレスにもなる。いずれにしても体には良くないよね。

また、カフェインには「利尿効果があるからデトックスやダイエットに良い」なーんて世間一般の解釈もあるが…

とんでもない。夜トイレに起きまくるせいで寝不足の日々が続いたよ。考えてみれば、カフェインなんて一切摂取していなかった子供の頃はトイレに起きても一回くらいで、いつも朝までぐっすり寝れたもんだ。

その症状も今ではすっかり良くなり、朝まで快眠できるようになった。「利尿効果」って言葉・語感自体が誤誘導みたいなものではないか。

そのせいもあって、カフェインは徐々に腎臓を蝕む。

そんだけ糖の分解やらいたずらな利尿効果やらを課せられれば、そりゃあ腎臓も疲れるわな。

加えて、カフェインによって副腎皮質にも悪影響を及ぼす。私はこれこそ、パニック障害を発症した際に身を以って経験している。

カフェイン過多によって副腎皮質に悪影響を及ぼした私の体は、当然ながらホルモンバランスを崩した。まずこれで排尿を我慢するホルモンがぶっ壊れ、夜に尋常じゃないくらいにトイレに行くようになる。

そして、今まで見たことも無いようなところから体毛が生えてきたり、ホクロが増えたりした。

私の手じゃないですよ!

髪の毛が薄くならなかったのが唯一の救いだ。何より、その時からぶわーっと顔のシミや肝斑が増え、ほうれい線などのシワも深くなった様に思う。鏡を見た時の自分の老けっぷりにビックリしたものだ。

誰よりも健康に自信があった私だからこそ、その事実に大きなショックを受けた。その時はまさかカフェインが原因だとは夢にも思わなかったから…その「闇のトンネル」から抜け出すのにえらい苦労したよ。

当然、それらの症状も結局は現代医療だと「年齢によるもの」とか、「更年期障害(もしくは若年性更年期障害)」で片付けられる。

「コーヒーに含まれる成分には美肌効果がある」なーんて話は腐るほど聞いてきた。そこのあなたもそうでしょう?でも、とんでもない。

一般的にこれら「急な加齢」の症状で悩んでいる人の大半は、カフェインが原因だったりするんじゃないだろうか。考えてみれば、コーヒーが大好きな人の中で、若々しくて健康そうな人って見たこと無いんだよね。

さらに!私はカフェインを飲んでいる期間、決まって腰を少し痛める。

これも自慢じゃないが、私は足腰が本当に強く、どの力仕事でも最前線で働いていた。デッドリフトに関してはパーソナル・レコードだが200kgをベルト無しで挙げた。それでも腰を痛めたことは無かったのだ。

そんな私が日常において腰を痛めるなど、ほぼあり得ない。まぁパソコンやゲーム、ギターなど…私の日常はもっぱら座ってばかりなので可能性はゼロではないだろうが…日頃からしっかり鍛えてるから、普通に考えてもあり得ないと思うのだよ。

でも数ヶ月ほど前、ギターを弾いている時に少し右側に体をひねった際、腰に「グキッ」という違和感が走った。その痛み・違和感は一週間ほど続いた。

普段から体を動かし、食事管理も徹底している私には起き得ないものだ。だからこそ、この時はなかなかにショックだったな…。

だが今はすっかり改善し、体全体の柔軟さを感じている。いつもバリバリに凝っている肩も、かなり軽くなった。

カフェインには筋肉を硬直させるリスクがある。

だからこそ、運動中も足をつりやすくなるし、デスクワークをしている人なんかは体調を壊しやすい。

そもそも心臓も肺も胃腸も…その他の臓器もほぼ全て、筋肉で出来ている。当たり前の話だが…。

そう考えるとカフェインのこの性質は、とても危険なものと言えないだろうか。

事実として、カフェインを辞めることで腰の痛みが無くなったというフォロワーの方もいた。中にはアトピー系の皮膚病が治った人までいる。

一部から「コーヒーが悪いのでは?日本では昔から緑茶を飲みますが、緑茶には抗癌作用があるとの報告もあり、悪いものでは無いと思います」などといったコメントも頂いた。

そうかそうか。なら緑茶飲み続けるのがよろしい。ガンガン飲んでくれ。

だがあえて言わせてもらいたいのだが…

日本にある全てのお茶は、日本のものではない。静岡の茶葉をはじめとして、それらは全て…中国や朝鮮半島から渡来したものだ。

私が中国に滞在した際、どこに行っても最初に必ずお茶が出てきた。絶対に、だ。

事実として中国人は1日にとんでもない量のお茶を飲む。そして、とんでもない回数トイレに行く。

お茶は脂肪分解を助長する。その特徴だけ見れば、確かに脂っこい中国料理と相性が良いと言えるだろう。

だが…中国人の民度は、日本人に比べてどうだろう。路上でいきなりナイフで刺す。馬鹿でかい声で恫喝する。自分の保身の(または国の)為なら、相手を平気で蹴落とす…私はこの民族性に、お茶のカフェインが少なからず関与していると考える。

※もちろん、中国のお茶にもノンカフェインのものはある。カフェインの危険性を認知している中国の方は、もてなしの際に気を遣ってノンカフェインのものを選んでくれたりする。私もそのお陰でかなり助かった。

尤も、そんなエビデンスを挙げるまでもないがね。私がパニック障害を発症していた際は、コーヒーだけではなくお茶のカフェインでも疲労を感じたし、ソワソワした「謎の緊張感」は発生したよ。

何より…

「日本では昔からお茶を飲んでいるから大丈夫だ。おばあちゃんだって普通に飲んでるじゃないか。だから問題ないのだ」…という刷り込み自体が誤誘導であり、洗脳だとは思わないのかね?

少なくとも、私はお茶をがぶ飲みして長生きした年寄りを知らないよ。

千利休の逸話やら茶道やら…その辺の話も怪しい。だってお茶の文化自体、元々日本のものではないのだから。

「カフェインが毒だ」とまでは言わない。実際、私が健康維持の為に続けているハーバライフというメーカーも、カフェインのサプリメントを取り扱っている。

ガラナの実の成分を取り入れたサプリは大きな気力を提供してくれるし、緑茶カフェイン&カテキンが配合されたものは脂肪燃焼を助長するので、気合を入れたダイエットに最適だ。

ただ…これらをしっかり使いこなすなら「使いどき」を見誤ってはいけない。つまり、カフェインは本来「ここぞ」という時に摂取するものであり、常用するものではないのだ。なんと言うか…この特徴は「薬」のそれに似ているね。

でも困ったことに、カフェインには依存性がある。これがまた厄介なのだ。

そこのあなたは私のこの記事を読んだからといって、明日からコーヒーを飲むのを辞めないでしょう?それこそがカフェインの最も恐ろしいところなのだよ。

自制できるなら、生活に取り入れても良いだろうさ。でも数年にわたってカフェインと向き合い、実験的&断続的に使ってみた感想としては…私にとっては必要のないものだと思った。あくまで私にとっては、だ。

即座に毒性を発揮するものではないが、「劇物」であることに違いはない。依存性がある以上、「ここぞ」だけの使い方で終われる保証はどこにもない。実際、その使い方が出来ている人などほぼ存在しない。皆、習慣化しているでしょう。

習慣化すれば、体を壊す。それも信じられないくらい、長い歳月をかけて徐々に徐々に…

そう、まるで遅効性のヘビ毒の様に、ね。

そしていざ体を壊しても、そこで「カフェインが悪かった」と気付く人はほぼいない。医者も「カフェインが原因ですね」なーんて言うわけない。心臓病は心臓の病気、胃腸は胃腸の病気、腎臓は腎臓の病気、更年期障害は年齢によるものとして片付けられて終わりだ。

この「黒幕」に誰も気付かない。誰も…

…さて、ここまで話したカフェインの毒性について、あなたは何を思う?

何かの特徴に似ていると思わないだろうか。

筋肉を削ぎ落とし、腎臓を破壊する。

事実として私のおふくろはそうやって壊され、苦しみながら死んだ。おふくろは生前、「私コーヒー平気な方なの!1日に何杯でも飲めちゃう」と言い、3杯も4杯も飲んでいた。

アレが遺伝子のジャンク領域に介入したのは事実だ。だがそれでも、症状を発症した人と、そうでない人がいたのは奇妙だった。

「ロットによって管理されている」などという噂もあるが…にしても私のおふくろは3回接種し、とんでもない反応が出て3回とも倒れたんだよ。だとしたら、どんだけ運が悪かったんだ。なので恐らく、その線は無いと思うのだ。

…なら、他にどんな原因があるのか。

私は一つの「可能性」を見出した。

予め、アレが反応する物質が体内にどれだけ入っていたか…そして、それによってどれだけ内臓が冒されていたか…そこが分かれ目だったのではないか。

そして…その物質がカフェインだった、と。

…まぁ、あくまで仮説だ。でもこれなら、反応が強い人とそうでない人の違いにも説明がつくかもしれない。

ちなみに、カフェインに耐性などない。これもあくまで私の考えだが。

「私は特に体に影響無いよ、大丈夫」という人もいるが、絶対に気付いていないだけだと思うな…

カフェインを辞めた今だから分かるのだけどね、摂取していた頃の私を振り返ると、全くの別人なのだよ。なんと言うか、気にせず摂取しまくってた頃の私は、ハッキリ言って気が違っていた。

「カフェインに覚醒効果がある」など、とんでもない。むしろ逆で、カフェインを完全に辞めると、今までの自分がいかに「夢の中」にいたのかが分かるよ。それくらいカフェインは自律神経を冒し、性格を歪めてしまうのだ。

常飲してると、もはやその感覚も薄れてくる。だからこそ、私もこの「諸悪の根源」に気付くのにえらい時間が掛かった。

覚醒どころか「夢の中」に叩き込まれる。「カフェインに耐性がある」と思い込んでいる人は、もはやその事実に気付けていないだけだと思うがね。

例えば家族で喧嘩が多くなったり、何となくすれ違う様なことが多くなってきたと思うなら、この記事を参考にしてどうかカフェインを抜く生活を実践してみてほしい。私の言いたかった事がわかるはずだ。

下手すりゃ「反抗期」などと呼ばれるものも、カフェインが関係している様な気がする。

今は気を付けないと、無意識でカフェインを飲んでしまうことすらある。それくらい、その辺の飲料水にカフェインが入っているでしょう?

子供もお小遣いで普通に、自動販売機でカフェインを飲めるんだよ。これによって性格が変わっても不思議じゃない。

私の小学校からの友達に、とても性格が穏やかな奴がいた。喧嘩なども滅多にしない奴だ。そいつの家は厳しく、幼少期からコーラなどを飲む事を禁止した。

だが大人になって一人立ちをし、親の束縛から逃れるとコーラの美味しさを知ってしまい、ハマりまくって毎日飲むようになった。

さらに、道路交通誘導の警備員のバイトをしていたのだが…仕事中、毎日某メーカーの缶コーヒーをがぶ飲みする様になった。

結果…そいつは大人になると別人の様に意固地になり、人の話を聞かず、キレやすくなった。そして、ちょっとしたことでネガティヴになり、落ち込みやすくなった。

…今思えば、確実に関係していると思う。

他にも書ける事がたくさんあるが、そろそろ有料記事級の文字数になってきたので、この辺にしておく。

多くの方が当記事に目を通し、健やかな日々を取り戻すことを願う。

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