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性について思うこと:僕/猫2

(このところの連続ツイートを元にした記事です。)

野良のマイノリティとして、野良猫として、思うことを書く。ここでの野良というのは、アクティヴィズムの集団性から距離をとっているという意味。

豊田市美術館のご依頼で、猫という存在についてトークをすることになり、アイデアをめぐらせていた。——そういえば、長いこと、猫と遊んでいない。その機会があれば猫と交流するのはとても楽しいのだが、基本的に、こちらから猫を求めて行動したりしてはいけないのだと思っている。

ここから唐突につなぐのだが、マイノリティというのはそうした意味で猫的なものだと思っている。それは、そばに来ることもあれば、勝手にどこかへ消えることもある。

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