マガジンのカバー画像

格差と忖度の社会

83
社会の構造の変化をきちんと見つめなければ、この50年で生まれた生活習慣病を理解は出来ない。世界は単純ではない。そして変化はわずかずつ起こり、今ある姿が当たり前のように感じる。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

パブリックの研究:ペゾスが嫌いならアマゾンで買わなきゃいいんだという馬鹿

パブリックの研究:ペゾスが嫌いならアマゾンで買わなきゃいいんだという馬鹿

自由主義市場という法で守られた独裁は恐ろしく強い。こういう社会はテロで滅びる他ない。幾ら考えても愉快な答えは出ない。これこそ格差の方程式の特徴なのである。

しかし、「独占が圧倒的である市場(僕はパブリックと呼ぶ)」で不買運動って効果があるのかねえ。競合が多く存在するところでならば市場支配のためのディールや戦略としてあるかもしれないが。ここまで圧倒的になると効果はない。

ペゾスが嫌いで楽天で買っ

もっとみる
「カッコーの巣の上で」やがてくる薬学的ロボトミーの時代(今の時代)を予言している

「カッコーの巣の上で」やがてくる薬学的ロボトミーの時代(今の時代)を予言している

アメリカン・ニューシネマと呼ばれる映画がある。嘘ばっか書かれているwikiでは過去のことであり、今はもうこういう社会ではないという。

全く賛成できない。今も数多くの子どもたちは「ADHD」や「多動性障害」「学習障害」と病名をつけられ、学校出たら誰かの道具に使われ「心療内科」で薬漬けになる。時給で時間を売り、家賃を払い、余暇は楽しみを買うために使用料を払う。

「カッコーの巣の上で」は、まさにアメ

もっとみる
パブリックの研究:陰謀論とは何か

パブリックの研究:陰謀論とは何か

陰謀論と言うのは証拠(エビデンス)のない論理を指す。公務員は全体の奉仕者で、大学教授は世界を良くするために真理を追求する。神様はちゃんと見ているし、正直者は報われて、悪は報いを受ける。そんな時代が昔は有ったと思われている。

買い取られた民主主義「パブリック(公共)」というものは、皆で管理して、大事にしてそこから得られる利益は皆のものであった。「水や空気、福祉・介護・年金・教育・健康・政治」すべて

もっとみる