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(米国在住3年目の私が勝手に考える)米国公認会計士になる三大メリット(転職・海外移住・人生の夏休み)


こんにちは。この記事を書いている今、日本では緊急事態宣言の話で持ちきりのようですが、現在、アメリカで働き自宅勤務10か月目の私としては、外でご飯を食べれるだけでも羨ましいなぁ、、と思っています(こちらは屋外飲食スペース以外はテイクアウトかデリバリーのみ)。ぼやきはさておき早速本編に進みます。

はじめに

さて今日は米国公認会計士(USCPA)になる三大メリットを簡潔にお伝えしたいと思います。先ずメリット①に具体的に記載していますが本資格を取得することでキャリアの選択肢が広がるという点は他資格と同様かもしれません。但し、私は、米国公認会計士を取得することで海外で生活できる可能性が大幅に高まることや一定期間仕事を休むことが容易になるという点がこの資格の特筆すべき点がと考えています。
それでは早速、具体的にご説明していきます。

メリット①英語・会計の知識をアピールできる為、圧倒的に転職しやすい。

このメリットは米国公認会計士試験合格を目指す方にとって最もわかりやすいメリットだと思いますし、事実その通りだと断言できます。特に監査法人・コンサルティングファーム・外資系企業への転職活動では本資格をアピールすることで他候補者より頭一つ抜け出すことが出来ます。
因みに私は過去の転職活動時の名残で転職サイト(BIZREACH)に無料会員として登録を残してあるのですが、直近1年間で50件程ヘッドハンターから連絡が来ていました。有料会員であればもっとオファーが来ていた筈ですので本資格を取得すれば(個々人のそれまでのキャリアにはよると思いますが)転職するチャンスは確実に増えると言えます。

メリット②海外移住しやすい(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド他)


二つ目のメリットとしてこれは当然の話なのですが、アメリカの公認会計士試験の為、アメリカで職を得やすい、または海外進出している企業で働いている場合、駐在員として選抜されやすいというメリットがあります。
また、米国公認会計士はカナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、アイルランド、スコットランド、南アフリカといった国々の会計士協会と相互承認の協定(Mutual Recognition Agreements)を結んでいる為、それらの国でもビザの取得や働き口を得やすく、海外移住を目指している方にはお薦めの資格と言えます。

メリット③人生の夏休みを取れる、起業やベンチャーへの転職等、リスクのある選択を選べる。


三つ目のトピックは上記2つのメリットの副産物みたいなものですが、米国公認会計士資格を持つと就職・転職が容易にとなる為、普通のサラリーマンより比較的自由なキャリアを選べるようになります。一例として、社会人になった後、海外を1年間放浪したいという思った場合、比較的、再就職先の不安を持つことなく希望を叶えることが出来ます。特に上述した監査法人・コンサル・外資系企業はサバティカル休暇(※1)を導入している企業も多く、1年程度の休職期間を気に留めることはありません。
一度だけの人生ですので旅行好きな方はこのメリットを目標に取得を目指されるのもありかもしれません。
因みに私は20代の頃は、チャンスがあれば自らで起業に挑戦してみたいという思いを常に抱えていた為、いざリスクの高い人生の選択肢を選んだ場合の保険としてこの資格を取得した部分があります。

※1 サバティカル休暇:一定期間その企業にて勤続した社員に対して、休暇理由に関係なく与えられる一定期間(1か月~12か月)の長期休暇

本トピックの纏め

本トピックは前回トピック(資格予備校が教えない米国公認会計士合格に必要な"現実的な"勉強時間について)にて、この資格がハードルが高いものと印象付ける記載をしてしまったかな、と思いフォローの意味も込めて本トピックをたてました。只、今回、本トピックの読者の方に強くお伝えしたいこととして、私は常にこの資格はつぎ込む時間や努力に見合う資格だと思っているとお伝えしたいです。

特に20代~30代の方でキャリアアップを目指されたい方・将来的に海外移住されたい方・休みたいときに長期間休む等、自分の希望通りの人生を歩みたいと強く思われる方は試験への挑戦を本格的に検討されることをお勧めします。
最後に本トピックについてもし質問等ございましたらお気軽に下記までメール頂けますと幸いです。(メールアドレス:farwestravens@gmail.com)

それではここまでお読み頂きありがとうございました。

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