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元ゲーム会社の編集者がWeb業界を経て産業DXに至るまでのごあいさつ

みなさま、はじめまして。UI/UXデザイナーの吉川です。
2022年の9月、「インダストリー・ワン」という会社に転職しました。
「DXの社会実装」に向けて、プロダクトのデザイン周りを担当しています。

今回は最初の投稿ということで、自己紹介と転職にまつわる話を書きたいと思います。

自己紹介

愛知県生まれ。大学進学を機に上京し、横浜の某ゲーム会社に入社。
PCゲームと読書が趣味で、「ゲームのマニュアルエディター」という求人に引かれたしだいです。

入社後は編集とテクニカルライティングのスキルを学び、マニュアルを制作してきました。

……が、そこで抱いた疑問がひとつ。

企画者いわく
「この仕様、画面でわかりづらいからマニュアルで説明しておいてよ」
「だったら、ゲームの画面自体がわかりやすければいいんじゃない?」

そして思いはめぐり、

「とはいえ、使いやすい画面とは?」
「そもそも、これから一番使われる画面とはホームページでは?」
「そういえば学生のころ、ホームページ制作にも興味があったな……」

こうしてWeb業界への転身を決意。「Webデザイナー」「ディレクター」「情報設計担当者」とキャリアを重ねました。

合わせてプロダクトのヘルプやマニュアル類も制作。
「ユーザーにやさしい体験を提供すること」を追求してきました。

インダストリー・ワンへの転職

前職の会社には大変お世話になりました。
最初の転職先であり、クライアントワークを基礎から学ぶ場となりました。

一時離脱しましたが(……)出戻りし、それから10年以上、さまざまな案件に携わることができました。

なかでも印象深いのが、某カード会社のDX推進案件です。
「ユーザー向け申し込みフォームのリニューアル・運用」を受託し、先方の所管部門と長らく仕事をしてきました。

先方の担当者は若手が中心。
配属当初は皆「Webの開発はわからない」状況でした。
しかし数年も経つと「こんなUIや機能はできないか?」意見を出せるほどの成長を見せました。

「DXは人を成長させる」
「世間の事業会社にはDXの余地がある」
「DXの推進で、UI/UXデザインにできることがある」

……と気づかされたのです。

そんな折、会社の経営体制が変わりました。
新たに示された方針では「ユーザーを重視する姿勢が後退した」、と私には映りました。
会社と自身がめざすものにギャップを感じるなかで出会ったのが、インダストリー・ワンという会社です。

Run DX, Run the World
DXの社会実装をリードする

このビジョンのもと、多様な人材がチームを組む。
自分もそんな一員になれたなら、

「多種多様な産業を知り、成長の機会を得られるのでは?」
「やさしいUI/UXのその先に、社会の発展を目指せるのでは?」

……という将来が見えたのです。

幸いにして採用され、UI/UXデザイナーとしてジョイン。
「最適なユーザー体験」をデザインする立場から、「DXの加速化」に取り組んでいます。

転職してからは

インダストリー・ワンは、2021年創業の若い会社です。
案件にも恵まれ、組織は急ピッチで拡大中。
さらなるパイプラインの開拓からデザイン・開発手法の確立まで、体制の構築も並行しています。

こうした状況のもと、今後もジョインする仲間とともに、多様な経験を積めるものと期待しています。

目下の案件では「B2Bのプロダクト開発」に従事しています。
私自身は「Web系のB2CやB2B2C」の経験が多かったため、稼働とともに、業界知識を含めたキャッチアップにも努めています。

一方で「B2Cのノウハウで、B2Bに応用できることもあるのでは?」との思いもあり、アイデアを差し込む機会をうかがっています。

次回の投稿では、こうしたアイデアのタネになれば……ということで、「B2Bプロダクト以外のUI/UX」について何か書ければ、と思っています。


「インダストリー・ワンって、どんな会社?」と気になった方へ

インダストリー・ワンは三菱商事とNTTの共同出資により、2021年6月に設立された会社です。産業全体におけるDXの加速化、DXによる企業・産業の変革に貢献することをめざしています。
2023年4月、三菱商事が100%出資する完全子会社になりました。

インダストリー・ワンでは、UI/UXデザイナーをはじめ、さまざまなポジションの人材を募集しています。
カジュアル面談も行なっていますので、「まずは話を聞いてみたい」という方も、ぜひお申込みください!

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