50歳洋楽好きの、「あの頃」と変わった3つのこと
令和である。
何を今さらだろうが、自分がいくら若いつもりでもさすがに
「昭和→平成→令和」と出世魚のように年号が変わると、幼いころに見た
「明治→大正→昭和」と生きてきたお爺ちゃん、お婆ちゃんみたく見られているんじゃないかと若干不安になってくる。
一方、世界的に今の中年は昔の中年より見た目も肉体も10歳若いらしい。
そんなニュースを以前見たので、リンクを貼ろうと思ったが見当たらない。
あれは自分の願望妄想ニュースだったのだろうか。
正直、若干記憶力が怪しくなってきている自覚はある。
もし記憶力が「平均台」なら、落ちはしないが若干ゆらゆらしている感覚。
面白いことに、そんな自分でも意外と昔の事は覚えている。
どうやら、歴史の年号など「単純記憶」は20歳過ぎがピークだが、年齢を重ねるとストーリーと共に覚える「エピソード記憶」は強化されるようだ。
という記事を以前読んだので、根拠は各自調査してほしい。
たしかに、この歳になってくると
「あの曲、なんだっけ?」
「あのアーティスト、誰だっけ?」
という事も多い。
そのくせ、
「あのCMでかかってたんだよなぁ」
「ほら、あの人と結婚したけど離婚したアーティスト」
なんて予備のエピソード情報ばかり覚えている。
そんな記憶も怪しい50歳の自分が今回noteに書くのは
「あの頃」と変わった3つのこと
「書けるっつーことは覚えてんじゃねーか」とツッコミを入れながら
最後まで読んでいただけると何か良いことがあるかも(無責任)
自分が音楽を聴き始めてから約40年。
雪国北海道で、父親の車から流れてきたAMラジオが原体験です。
それから40年。
今では同じ「音楽を楽しむ」という点でも、当時と大きく変わりました。
今回は3つ紹介します。
①聴くメディア
②情報の流れ
③発信方法
それでは、1つずつ紹介しましょう。
①聴くメディア
今は「サブスクリプション」があってありがたい。
昭和生まれの嬉しいところは、メディアを一通り経験していること。
レコード
カセット(こちらのマガジンで紹介中)
CD
MD(令和キッズは知ることなく成長するのだろう)
MP3
まず、80年代の革命は「音楽が外で聴ける」ことでした。
ソニーの「ウォークマン」がナウかった時代ですね。
これでカセット1本で10曲ほど持ち運び可能になりました。
それが今では、
サブスクリプションで、外出先でも約7000万曲聴けます。
単純に700万倍ですよ。。
涙が出るほどありがたい!
旅先で「あー、あのカセット持ってくるの忘れた」ということもなし。
たぶんこれ、今のサブスク世代にはありがたさが分からないですよね。
自分からしたら石器時代の「石の大きなお金(byギャートルズ)」が
QRコード決済になったようなありがたさです。
(そのうち、お年玉や闇献金もQRコードで決済するのだろうか)
一方、近年はレコードの良さも見直されて楽しいですね。
外ではサブスク、家ではレコードなど、楽しみ方も増えました。
サブスクはお酒飲んで聴いても、翌日CDが散乱していないのが便利。
youtubeも昔はオフィシャル映像なんか見ることが出来ませんでした。
②情報の流れ
今は「インターネット」があってありがたい。
80年代の情報入手先といえば
民放テレビ(夜のヒットスタジオは貴重な洋楽情報でした)
TV CM(車、お酒、化粧品など洋楽が多く使われていました)
ラジオ(「エアチェック」って言ってました)
雑誌
そして「友達」
特に、洋楽友達は貴重でした。
LPレコードなどは2800円(消費税なし時代)でしたが、学生時代はおいそれとは買えず、何度も限られた情報を下調べして
「俺、このアルバム買うから、君はこれを買えば?
そして、ばくりっこ(北海道弁で「交換」の意)しようぜ」
など戦略を練る必要がありました。
自分が中学2年の1984年当時、めちゃめちゃ二者択一で迷ったのがこの2枚。
ワム!「Make it Big」
松任谷由実「NO SIDE」
結果、名曲の「ラスト・クリスマス」が聴きたくてワム!を選択。
もちろん、名盤なので大満足でしたが、あの時の緊張感は今でも忘れません。
③発信方法
これが一番変わったかな?
今の自分にとって「note、ポッドキャスト」があってありがたい。
こうやって「自分以外の人」に発信できるとは(涙
昔は誰も読んでくれないのに「ノートに音楽レビュー」書きました(暗
「なぜこのアルバムが凄いのか」「メンバー・チェンジがどう影響したか」
など熱い思いで一生懸命書いたり。。
それが今では、
こうやってnoteに書くときも簡単にアーティストの音源が扱えます。
・youtubeなどの動画
・サブスク音源
これらを堂々と貼れるなんて、本当にありがたい。
同じインターネット上でも、昔より何杯も紹介しやすい。
昔はCDが売れなくなるなどの理由で、youtubeにオフィシャル音源なんかありませんでした。
何よりも「読んでくれる」「スキ」押してくれるのはありがたいです。
更に、最近自分も始めたのが「ポッドキャスト」
以前より、ポッドキャストやyoutubeで音楽紹介をやりたい気持ちがありましたが、やはり楽曲を使えないため一歩が踏み出せませんでした。
それが例えばSpotifyの【Music+Talk】機能のおかげで、
ホンモノの楽曲を使ったラジオ番組がアプリ1つで簡単に作れます。
現時点では「楽曲付きで楽しむにはSpotify上で聴く」という制約がありますが、いずれにせよ、自分のトークで楽曲を紹介できるのは本当に楽しい。
マニアックな選曲もできるし、企画も自由です。
これはもっと流行りそうな気がしますね。
ということで、ポッドキャストも随時更新しています。
自分の声を聴くと、その発声や滑舌は反省しますね(^^;
その影響から、改めて本を読んでます(単純)
こういった試みもまた新鮮で楽しい。
以上、
「50歳洋楽好きの、「あの頃」と変わった3つのこと」
を紹介しました。
①聴くメディア レコード→サブスクリプション
②情報の流れ テレビ→インターネット
③発信方法 紙→note、ポッドキャスト
つまりは、「インターネット」ですね。
今後は音声配信もまだ伸びると言われているので、
個人的にはやはり「楽曲付きのポッドキャスト」の盛り上がりに期待。
今後、テクノロジーへの要望
Bluetooth、ワイヤレスイヤホン、骨伝導イヤホン、スマートスピーカーなど
テクノロジーの発展は本当に早いです。
その発展を見込んで、一つだけ要望があるとすれば、、
「あの曲、なんだっけ?」
「あのアーティスト、誰だっけ?」
となった時に「思い出せる機能が自分に欲しい」です(切実
音楽だったら鼻歌から検索する機能がそれに近いですが、会話の最中にいちいち検索するのもメンドクさいし、俳優やスポーツ選手だったら難しい。
何ならブラウザのプラグイン機能みたいに、
自分の脳にインストールできるような時代きませんかね? 来ない?
そのためだったらマイクロチップを何かの注射で(自主規制
以上、今回は「note CREATOR FESTIVAL」ということで、
既に書いたお題の「#スキな3曲を熱く語る」に続いて
「#わたしの舞台裏」で自分の音楽における舞台裏を紹介しました。
いつもnoteを書くときは毎回音楽を聴きます。
ちなみに、今回のBGMは松任谷由実「NO SIDE」でした。
「DOWNTOWN BOY」が大好き。
あの頃聴けなかったアルバムも、今はすぐ聴けちゃう。
しかも紹介できちゃう。
令和ばんざい。
サポートしていただける方に感謝です! より皆さんに楽しんでいただけるよう更新頑張ります!