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事業会社からSaaS企業へ転職した経験を経て得た3つのこと

非SaaS業界からSaaS業界への転職では、何を考えるべきなのでしょうか🤔

最近はキャリア相談をちょくちょく受けているのと、個人的にもキャリアの相談に乗るのが好きなので、
記憶が鮮明なうちに、所属しているうちに、
SaaS転職について備忘録も兼ねて綴ってみようと思います。

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どんな会社が自分のキャリアにとって最適なのか、どんな経験がSaaS業界で活躍するのに適しているのか、転職する側も採用する側も双方悩ましいものと思っています。

私は、社員2名ベンチャー企業(学生インターン)→エン・ジャパン(新規HRTechの営業)→ソフトバンク(情報システム部向けSaaSのプロダクトマネージャー)として転職しています。その転職での経験から、同じような悩みを持っている方が多いのではないかと思っています。

今日はそのような、SaaS業界への転職を検討している方・営業で転職を検討している方営業からポジションチェンジをしようとしている方向けに、少しでも役に立てばと、SaaS業界の転職にまつわる話について書いていこうと思います📝

私のSaaS業界への転職経験を元に書いているのでタイトルではSaaSと付けましたが、営業/PdM/PMのキャリア全般に適用できると思います。

はじめに



実は日本にはSaaS企業(SaaS製品)は約3000~5000社(数)もあります。
*国内最大級SaaS口コミサイト複数参照

日本企業数は367万社(経産省.経済産業省2021年調べ)なので占める割合としては数%ですが、なぜ最近人気で注目されているかを見ていきましょう。

スマートキャンプ株式会社の調査によると、
国内SaaS市場のCAGR(年平均成長率)は依然として高水準の約12.5%を維持しているという。SaaS市場規模は2026年には2020年度実績の2倍以上となる1兆1,700億円まで成長すると予測されているとのことでした。

また、日本には営業職(販売従事者)に従事する人が333万人もいます。
これは全就業者に占める割合として約5%でして、20人に1人が営業職であることが分かります😲
(出典:2020年6月総務省調査)

これだけ多くの人が営業職に従事していますので、市場にも営業職が非常に多くの求人が出ています。インディードで調べたら7万件も!
言わずもがな、SaaS企業でも営業職が非常に多いです。

ただ、転職サイトにあるような"職種"と"業種"だけで本当に行きたい会社、自分の経験が活かせる会社、自分が更に成長できる会社を見付けることは難しいのではないでしょうか??

SaaS転職における不安がいっぱい

私自身もSaaS業界への最初の転職の際に、自分の経験を活かして、更にキャリアアップできる会社はどこなのかと延々と悩みました。。

競合の同業他社に行くのが最も成功確率は高いがその業界に染まってしまうので行きたくない。

かと言って、未経験のSaaS業界で過去の経験が活かせるのか分からない。

こんな悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。

現職ではトップセールスだとしても、転職して全然活躍できなかったらどうしよう、誰もが思うと思います。

SaaS転職の2つの特性

同業他社に行く場合を除けば、仕事の仕方や必要とされるスキルも大きく変わります。

SaaS業界で押さえておくべき特徴は2つかなと思います📣

1.ビジネスモデル
2.固有名称

基本的には"特定の商品""特定の顧客層"に対して購入を促していくと思いますが、

SaaS業界では、「売り切りモデル」ではなく「サブスクモデル」です。

▼売り切りモデルの場合:
リピート注文がない場合売り逃げが行われる
 販売後フォローは買い替えタイミングに実施

▼サブスクモデルの場合:
 お客様の成功が必須条件
 お客様の期待値調整が必要
 お客様のMustとWantを切り分けられる
 トラブル解消能力が高い

つまり、購入の意思決定をして頂いてからが始まりです。

その上で、営業チームは基本的には、
インサイドセールス(IS)、フィールドセールス(FS)、カスタマーサクセス(CS)と呼ばれるようなチームに分かれます。
*企業によって職種の名称が違ってくるところも注意ポイントです。

追うべき指標も、「契約」「解約(チャーン)」を中心に、1か月の売り上げ(MRR)1年の売り上げ(ARR)と呼ばれるものを気にして業務に取り組むこととなります。
(横文字が沢山あるので覚えていきましょう😭)

【参考】SaaS企業のプロダクトマネージャーになってみて

新卒でのHRtechの営業経験をもとに、転職した先では職種を開発側へ変えました。

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転職して最初の仕事は、
プロダクトの方向性に合わせたサービスの名前をつけることから始まりました。

営業経験にしか自信がなかったため不安ではありましたが、PdM.PMとして、機能の優先順位を決めるために自ら営業現場に出て顧客の声を聞きに行ったり、市場や競合を分析したり、エンジニアの方とコミュニケーションをとったりと、固定業務ではなかった気がします。

総じてお伝えしたいのは、SaaS企業での経験が無い人の方がほとんどのため、どんなキャリア経験をしていてもSaaS企業で活かせることは間違いなくあると言うことです。

大事なのは「SaaS企業のどの業務に、今までの業務経験が活かせるかをきちんと把握すること」が大事だと思いました。

失敗しない転職には自己分析が重要

商品特性・業界特性が近いSaaSだとしても、その商品が解決する課題や業界が持っている独自性はそれぞれ若干異なると思っています。

転職当時、成功する方の条件の定義は難しいが、失敗する人の定義について、という趣旨でよく下記の内容を見ました。

<理由3選>
職場の雰囲気が自分にマッチしていない
待遇が説明と違う
思っていたよりも活躍できない

<原因3選>
ネガティブな感情から新天地を求める
転職先の情報収集を怠る
「転職すること」が目的になってしまう

やはり、転職活動の出発地点としても自己分析は非常に重要かと思います!

関心のある業界・企業を研究する前に、自分がなぜその業界・企業をめざすのか、理想とする仕事に自分はマッチするか、自分の強みがそこでどのように生きるか、しっかりと分析することが大切です。

また、履歴書上や面接で魅力的に自己PRをするためにも、自分の得意なこと、経験したこと、働く上で重視すること等を整理しておきたいところです。

自己分析を重ねると、新たな自分の側面を知り、関心のある業界や職種の幅が広がる可能性を秘めています。

良いものは更に吸収し、悪いものは捨てる覚悟。

転職は人生における大きな変化ですが、自己の強みと課題をしっかりと認識し、最適な選択をしていく。
そして自分自身が変化する事で大きく成長が出来るのではないでしょうか。

最後に

現在転職の相談ご支援をさせていただいております。
(特に私と近いキャリア2〜5年目前後の方は是非)

・SaaS業界へ転職を検討されている方
・とりあえずキャリア相談がしたい方

これらの方はご興味を持って頂くこと間違いありませんので、是非お話だけでもさせて頂ければと思います!
もちろんそれ以外の方も絶賛募集しておりますので安心して、お気軽にお声掛けください!

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最後に、SaaS業界に転職を考えられている皆様が良き転職を行えることを心より祈っております。

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