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既視感ゼロ、衝撃的破壊力のSF叙事詩『ライトソング』

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京都を原型とした、近未来国家を舞台にした長編SF小説『ライトソング」をkindleとPODでリリースいたしました。 noteのマガジンでも、独占配信いたします。AI、量子力学、… もっと読む
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記事一覧

フラッシュ 11

巨星が爆発し、一時的に太陽がふたつになった。スーパー菊武三式は打ち合わせどおり、地球から…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 10

久しぶりに燻らせる煙草は旨かった。自分も国の両親や兄弟に電話をするべきだと思った。でもあ…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 09

喫煙所のベンチに腰掛けると明石がよれた煙草のケースをユーハンの口元に差し出した。今日は私…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 08

「ちょっと一本吸いに上がっていいかな」地下五階で行われた会議は終わり、明石が天井を指差し…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 07

やっとのことで施設に辿り着くと、暗闇から青白い光が浮かび上がっていた。まだニュートリノは…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 06

「大まかな計算はできますが、我々が直面しているのはまさに天文学の領域で、厳密な放射線量な…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 05

会議室につくと、すでにモニタにラボナ天文台のスタッフ二名が映し出されていた。明石は名前と所属を簡潔に伝えた。相手はラメルテ高等研究所からやってきている天文物理学の研究員、フランク・テーラーと電波望遠鏡上級技師のニコラス・バチェレだった。 「当研究所がキャッチしたニュートリノの詳細なデータについてはすでに拝見されていると思います。爆発源の恒星の特定状況はいかがでしょうか」明石が訊くと、技師のバチェレが恒星の位置を答えた。 「赤緯、赤経は割り出せました。超新星爆発の可能性があ

フラッシュ 04

「――だから、とりあえずどこそこのランチの温野菜が旨いとか、そんな話してたらいんだよ。女…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 03

明日の食事会の店が決まり明石は参加者に電話で場所を伝えるために、席を外した。中央制御室を…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 02

地下八〇〇メートルに建設された巨大な水槽の壁面に、一万個以上の光電子増倍管という、大きな…

新田将貴
2年前
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フラッシュ 01

旧世七二四年、皇極国の北越エリアにある地下施設で最初の予兆が捕捉された。 研究員としては…

新田将貴
2年前
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既視感ゼロ、衝撃的破壊力のSF叙事詩。長編SF小説『ライトソング』販売開始!

このたび、kindle電子書籍, kindle_unlimited, PODで『ライトソング』というSF小説をリリース…

新田将貴
2年前