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テニスの全米オープンの日程が決定!錦織選手に期待大!

テニスの全米オープン日程が決定!

各スポーツがそれぞれ再開に向けた動きを見せ始めています。そんな中、テニスの4大大会である全米オープンが開催の決定及び日程を発表いたしました。
8月31日からの開催ということで、 錦織圭選手を始め各選手は大会に向けた本格的な準備に入ると思われます。

4大大会の優勝は錦織圭選手にとって最大の目標の一つ。しかし、テニス界のビッグ4、四天王彼らの壁は厚くなかなか簡単には優勝させてもらえません。
そんな中僕は、今回の全米オープンを非常に楽しみにしています。

とんでもない過酷なテニスという競技


今回、この記事を見てテニスについて少し調べてみました。なんと錦織圭選手は年間地球4周から5周もの距離を移動し、世界中で試合をこなしてきました。そのスケジュールや移動距離、試合の過密日程などは過酷を極めます。
移動するだけでも疲れるくらい世界中を渡り歩きながら、あれだけ過酷な競技を世界レベルで戦うわけですから、その消耗度合いは我々の想像を絶するでしょう。

事実、ほとんどのトッププロの選手も 怪我を抱えながらも満身創痍の中プレイを続けています。それは、テニスという競技がたくさんの試合数をこなしポイントを集めなければランキング上位に入るのが難しい競技だからです。またさらに、上位選手とあっても、ランキングにより出場義務のある大会なども非常に多く、まさに試合をこなすしかないような状況に見えます。これに対し、改善を求める選手も少なからずいます。
テニスの世界でトッププレイヤーでいるためには、テニスが強いだけではダメなのです。圧倒的な体力と体の強さ、圧倒的な安定感を持ち合わせていなければテニス界では長きにわたり世界の上位を取り続けることはできません。

例えば、野球やサッカーであれば長いシーズンの中で休みを取ることは可能です。途中で交代することも可能です。ゴルフであれば、毎週のように確かに試合はありますが、ストップ&ゴーを繰り返すようなハードな動きはありません。

卓球やバドミントンなどの競技では、テニスほどの広さはありません。そういう意味で考えても、世界の競技の中でも最も過酷な競技のひとつといえるのではないでしょうか。

錦織選手、全米オープン行けるぞ!


そんな中で錦織選手です。彼の持ち味、強さはショットなど色々ありますが一番はその”粘り強さ”です。他の選手より打った後にわずかに戻るのが速かったり、他の選手がギリギリ届かないボールにギリギリ届いたり、他の選手がその場に待って打つボールを錦織選手は一歩前に出てリズムを変えたり。そういったプレーが世界的に見ると小さな体で世界のトッププレイヤーになれている要因です。

4セット目、5セット目の勝率、逆転での勝利数などは世界のトッププレイヤーの中でも群を抜いたものがあります。しかし、錦織選手も当然同じ人間です。 他の人より小さな体で他の人より目一杯動き回れば当然ながら体への負担はそれだけ大きくなります。

例えるならば、 F 1のレースに1台だけ乗用車のエンジンを積んだ車で参戦しているようなもの。 F 1の車ですら、機械トラブルやアクシデントがいくらでも起こるのに、そこに小さなエンジンと小さな車体で他の人よりアクセルをベタ踏みして戦い続けているわけです。
昨年は、右肘を手術しシーズン途中から離脱しました。

つまり今回の大会は、錦織選手にとって待ちに待った復帰の試合なわけです。おそらくこれまで数年間は経験がないくらいの”フレッシュ”な状態での大会だと思います。そこにとても期待感があります。

確かに、錦織選手だけではなく他の選手もこれまでずっと走り続けてきた中で、ようやく取れた体を癒す期間だったのかもしれません。ですから、今回の大会自体が非常に全体的にレベルが高くなるのではないかと予想しています。
それくらいテニスプレーヤーは疲労を抱えながら普段プレイしているということです。そして、今回の大会こそが、フレッシュでベストな状態での戦いですからまさに”腕っぷし”の勝負ということになると思います。今回の全米オープンこそが疲労や怪我の言い訳ができない全員ベストの状態で臨めるはずの大会ということです。

世界ランク4位まで上がった頃の錦織選手はそれ以降、試合の中でも疲れが目立ったり、足がつるなどの途中棄権も目立つようになりました。しかし、万全であれば必ず、世界の頂点を目指せる選手だと信じています。

大会まであと約2ヶ月、楽しみは尽きませんが、テニスの世界ランク男子1位錦織圭、女子1位大坂なおみ、そんな状態になったら・・・と楽しい妄想をしています。

三十歳を超え、プレーに円熟味も帯びてきた錦織選手ですが、今年も粘り強くハツラツとしたプレーでどんどん勝ちをゲットして欲しいなと思います。

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