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DevRelや技術広報で働く人向け~イベント実施で考えることとファシリテーションのススメ~

本記事はDevRel Advent Calendarの19日目のブログになります。

はじめまして。エンジニア転職を支援するファインディの北川(@OnigiriMa_shi)です。DevRelとしてエンジニア向けイベントの開催、自社メディア「Findy Engineer Lab」の運営をおこなっています。(私の詳しい詳細はこちらに記載しておりますので、以下省略)

本日は、DevRelや技術広報に関連するお仕事をしている方々向けに、この半年間月6-8本でオンラインイベントを行ってきたことについて書いていきたいと思います。

DevRelや技術広報に携わる人が続々と増えてきた

弊社はエンジニア採用を行う会社ではありますが、本当に技術広報の方が増えてきたなと感じます。主には自社採用、ブランディングとしての役割が多いかと思いますが、これまでEMやCTO、人事や広報が担っていた部分を技術広報としてロールを明確にもたせる組織が増えました。特に、体力に余力があるメガベンチャーだけでなく、エンジニア採用に力を入れるスタートアップでも「技術広報に突然任命されまして、、」という声をよく聞くようになりました。

また、kwappaさんの言うように、「メタエンジニアリング」というような形で、「技術広報」「採用」「組織開発」を一貫して行うEMの方が前にでてくるようになってもきています。

そもそもイベントを行う必要があるのか?

DevRelや技術広報での仕事は、発信やイベント、カンファレンス出展など色々あります。その中でもイベントは、目的や規模にもよりますが、企画や事前準備、登壇者との調整など、非常に工数がかかります。

そのためまずは、そもそも本当にイベントをやる必要があるんだっけ?とい
う点です。
ざっくりとイベントにも色々種類がありますが、今の目的に合わせて自分たちが割ける工数と人員から、費用対効果を考えなければなりません。採用であれば、そもそもスカウトなどの運用をやりきっているのかという点、ブランディングなら、マーケティング視点にもなるので他の施策と比較してイベントを行う利点について、ディスカッションすべきです。

<目的毎の施策例>

①採用
・MeetUp
・自社技術イベント
・カンファレンス参加
・他社との合同イベント

②ブランディング(ファンづくり)
・コアユーザーを集めたコミュニティイベント
・著名エンジニアとの技術イベント
・自社サービスの説明、デモンストレーション
・オフラインでのイベント実施

②のところでいうと、短期的にはサービスの利用、登録をしてもらいたいというのが本音ではありますが、そこを目的にすると上手くいかないなという感覚が今の所あります。最終的には、自分たちのことを知ってもらう、好きになってもらうという=ファンになってもらうという視点で実施することが肝要です。

なお、Findyでは様々なエンジニアのキャリアを支援するというミッションのもと、イベントで多数の人に知見を還元することが大事だと考えているため、イベントはこれからも継続しようと考えています。

イベント企画〜運営まで

なお、イベントの企画〜準備、実施については以下に記事を書いてますので、もしTipsが見たい方は良ければこちらを参考にしてください。

社内でファシリテーションできる人を増やす

ここからは個人的な話ですが、今年トライしたこととして、イベントにてファシリテーションを担うようになりました。
これが難しいのなんのその・・・!!笑

ただ、数をこなすことで一定の水準で自分がファシリテーションを行えるようようになってきたので、イベント企画実施までのハードルが下がりました。これまでは弊社では社内でファシリテートを行えるのが代表とCTOのみで、そもそも社内調整や準備にも工数がかかり、億劫な状態でした。

しかし、自分でファシリテーションができるようになることで、スピーディに企画を行えるようになり、まずトライしてみて反応がみれるようになりました。イベントの数も増えPDCAも早く回せるようになったので、どこかでこちらの記事も書きたいと思います。

ただ、企画内容やテーマによって最適なモデレータが必要です。技術イベントを行うなら、その技術に明るい人がなるべくやったほうが良いので、理想は誰でもファシリテーションができるように、準備や運営の工数を最小限に抑えられるように型化したいと考えています。

目的に沿ったイベント運営を。社内でイベントチームを作る

結論としては、イベントの効果検証は何回かやらないとわからない部分もあります。一回だけでは実施のタイミングや企画内容によって代わり、「今回はこうだったからこうなったよね」で終わってしまいがちです。
そうならないように、継続してイベントを行えるように最低でも2~3人仲間を作ってチームを組成するのがよいでしょう。

イベントは、上手くやれば自分たちも、登壇した方も、参加した方もハッピーになれる三方良しが実現しやすいものだと思います。それも、不特定多数の方に効果があります。

最後に、私のお気に入りの本を照会して結びとします。
「最高の集い方 記憶に残る体験をデザインする」という本ですが、集まる前から集まった後まで、以下にワクワクしてもらうか、というマインド面での学びがとても多かったです。ご興味ある方はぜひ読んでみてください

長文ありがとうございました!良ければ来年イベントにてお会いしましょう!他社の方々のイベントにもたくさん来年は私も出たいなと思います!

もしFindyでのDevRel活動に興味がある方は、以下求人からでも個別にDMでも問題有りませんので、お声がけください。

それでは、良いお年を〜!






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