豚に真珠、人間に時間

採用はずっと続けており、会社のメンバー継続して増えている！
とても嬉しいことだ！
一方で、人が増えることによって責任と悩みも当然増える。

1年間ずっと売上が出ない営業の田中さん（仮名）がいた。ずーっとどうしたら売上がでるか悩んでいた。言いすぎても良くないし、何も言わなきゃ変わらないし。出来る限りのことは全部伝えて、改善策を共に練り続けた！

ある日、なんとようやく田中さんの売上が決まった！

2人でむちゃくちゃ喜んだ！

そしたら、その翌月に、なんと不運が起きてしまい売上が吹っ飛んでなくなってしまった・・。

まさか、こんなことがあるなんて・・・。

2人とも特にそのことはあまり触れないようにしていたが、どんよりした雰囲気がとても流れた。

どうしたらいんだろう。ずーっと田中さんについて悩んだ。
正直、辞めてもらったほうがお互いのためになるのかもと、悪いことも頭に浮かんでしまった。

ある朝、お話出来ますか？っと田中さんからいきなりメッセージが来た。
なんだろうと思って電話で話した。
「大変申し訳ないんですが、結果が出ないまま会社に居続けても迷惑がかかります。なので退職させて頂けないでしょうか」っと言われた。
その瞬間、心臓に矢が突きさった。
どしんっと槍で刺された感じ。
うっ・・。
正直、これで自分ももう悩まずにすむ。楽になれる・・っとよぎった。
しかし、不思議だが気がついたら、逃げんなよっと言っていた。きっとこれが本心なんだろうか。
「辛いからって逃げないでください。結果出ないからって辞めて本当にいんですか？それって逃げじゃないですか？確かにここで結果が出ないからって、次のとこでも結果が出ないなんてそんなわけないです。でも、今ここで頑張れないやつが、次のとこでは頑張れるなんて考え方は僕は違うと思うんです。それは間違っていると思うんです。
辛いからって逃げてたら、自分の人生って良い方向に進むんですか？
それって間違ってませんか？」っと言った。
正直俺もめっちゃこれまで辛かった。
田中さんがどうやったらよくなるか、自分になりにずっと考え続けていた。俺も逃げたかった。でも頑張って向き合い続けた。

でも、やはりというか、田中さんの気持ちは変わらず、退職となった。
落ち着いて考えると、これは自分の責任でしかない。
田中さんは当たり前だが、悪くない。
結果をださせてあげれない会社のシステム、教育制度を設けている自分の責任でしかない。
田中さん、本当に申し訳ない。

自分は寝ると3回は必ず起きてしまうのだが、3回起きると毎回起きた瞬間パッと田中さんのことが浮かでしまっている。
寝ている時も無意識に田中さんについて考えていたらしい。それがずっと何日も続いた。

退職ではないが、色々とその後も問題が立て続けに起きた。

最近歯を食いしばっていると周りから言われる。
肌荒れがひどくなった。寝てる時も腕や首をかいているらしい。

自分はメンタルがタフなので、そんなに精神的にきていないと思っていたが、自分がそう感じているだけで、実はストレスはたまっているのでは？っと思った。
自分がストレスだと感じることが出来るストレスはそれへの対処法をうてるので良いが、一番怖いのはストレスだと感じないストレスなのではと思った。
それをコントロールすることは凄く重要だ。だって自分が一番会社で多くの人と関わるから、周りにの人への影響も大きい。自分感情のムラで、相手に迷惑をかけるのはよくない。

なので自分のメンタルをしっかり保つ、心のメンテナンス、第三者と話して心を小まめにケアするのはこの現代社会で非常に重要だと思った。
よし！試しに心理カウンセリグを受けてみよう！

そこで近くの心理カウンセリグ、ガチモンの精神科のの病院に行ってみた（今思ったら自分はガチ病んでないからガチモンに行ったのは失敗）。
精神科ってこんなところなんだ〜。
なんか患者さんみんな小綺麗な感じだな。
真面目そうに見える人が多いな。
真面目そうな人のほうが悩むのかな・・。
そこで診察室に入って、医者と1対1で話した。
職業や過去にこういった病があるか？っとか、親族にもこういった病気にかかった人はいるか？とか色々聞かれた。
質問をたくさん聞かれたんだけど、正直その人の滑舌が悪すぎて、4〜5回聞き返した。
「え？なんですか？もう一回言って頂けますか？」マジで何喋ってるか聞こえない。
早口で本当聞き取りづらいから、途中で何回か、「大丈夫ですよ。落ち着いてくださいね。怖くないですからね。」っと自分がカウンセリングをしたい衝動に駆られた。
終わりに、「どうします？これからこちらへ通われますか？」っと聞かれたが、「うーん、多分自分にはもう大丈夫そうですね」っと断った。

なんか、まぁそれから色々あって今に至る。

今を変えるめには、目の前のことをただやるだけだ。
やれることを全部やろう。

そうしたら、今を、もう少しでも、より面白いことが出来るかもしれない。もっとワクワクする景色が見れるかもしれない。

何か考えて踏みとどまってるくらいなら、無意味かもしれないけど何かを生み出してみよう。
そうギアが入ってしまうと、道端でもパソコンを開いて打ち込んでしまう。このブログも道端で書いてみた。これその時に撮った写真。