Bリーグ2022-23振り返り・B2(7)青森ワッツ
B2振り返りはここからプレーオフ組がスタート。ここからは「敗退ラウンドが早く、進出順位が低かった順」で掲載を行います。ということで今日は青森ワッツのターン。2年間の雌伏の時からついに逆襲に転じ、今季はダイナミックなバスケットで上位争いを常時展開。最終盤でこそ上位陣にまくられるかたちとなったが、「今までと違う」をはっきり打ち出せたチームは、今季は青森を差し置いて、B2、いやBリーグ全体を通じてもそうはないのではと言えるレベルだった。
チームにとっての躍進の1年を、改めてここで振り返っていく。
2022-23シーズンの戦績
「B2優勝」を掲げたはずが大不振に終わった昨季。加えてユース登録の問題からライセンス問題を抱える(のちに解決)など、バタバタ感に苛まれる…というシーズンエンドだった。を経て、まずは「戦えるチーム」作りを推し進めた。在籍の長かった門馬圭二郎が岩手に、ルーキーながら屋台骨となった駒沢颯が越谷に移籍するなど、主要メンバーが去った一方で、昨季B未所属だった#12池田祐一、#91寺嶋恭之介が青森に復帰。さらに若手大型PGの#17常田耕平、マルチポジション可のディフェンダー#11福田真生など、日本人選手の地固めを進めると、#5アレックス・デイビス、#22マックス・ヒサタケの2人をB1から獲得。これを昨季まで越谷で指導・指揮に当たった高原純平が操縦する…という一大改革を果たしたのだ。
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