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Bシーズンまとめ 22-23・B2全クラブパック

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Bリーグ 2022-23シーズンの各クラブ振り返りレポートを集約。B2の14クラブ全てを収録予定です。各地区版もありますので、検討の上でご購入願います。(※B1版ではありませんの…
本数が多いゆえに、どうしても単価が高くなってしまってしまいすみません。ただ、1本1本買うよりはお安…
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Bリーグ2022-23振り返り「B2特別編」(2)・岩手ビッグブルズ

2016年のBリーグ開幕を、そもそもB2で迎えていた岩手ビッグブルズ。幾ばくかの低迷を経てB3へと降格し、挽回の時を待ち続けていた。今季就任した新たな指揮官にとっても名誉挽回の舞台となったはず。再びの競争力を確保し、元々状態の良かったチームが尻上がりに調子を上げる様は、レベルの違いを思わせた。 かつての「bjリーグ」を語るに当たって、外せないチームでもあった岩手が、ついにB2へと帰ってくる。彼らの1年を振り返る。 2022-23シーズンの戦績クラブは昨季の時点で元島根HC

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Bリーグ2022-23振り返り「B2特別編」(1)・ベルテックス静岡

Bリーグ振り返りの連載コラムが続く中、「B3は…」というお声を頂戴していた。だが、当方「B3TV」には加入しておらず…十分なネタ集めに至れない部分もあったため、「せめて昇格組の試合を実際に見て…」というスタンスだった。という中でスケジュール上の偶然が重なり、浦和駒場体育館で行われた、さいたまブロンコスとベルテックス静岡の昇格決定戦を現地で観戦。 さらに言えば静岡はレギュラーシーズンでも試合を見られていたこともあって、来季に向けたイメージも作れそう。ということで今回昇格を決め

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(14)佐賀バルーナーズ

B2参入を果たして以来、2季連続でプレーオフQF敗退となっていた佐賀バルーナーズ。強力なカードを抱えつつも、それがフルシーズン計算できないことの繰り返しでシーズンを送る中、ついにブレない切り札を手に入れたチームはこれまでとは違う「耐え」の展開を手にした。 新たな「家」を手にして、初めて地元で挑んだプレーオフ、迫ってきた歴戦のライバルたちを退け、ついにB1昇格を成し遂げ、そのままの勢いでB2優勝まで走りきった。ついにB2を「西高東低」に持ち込んだのは、チームの積み重ねと融合を

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(13)長崎ヴェルカ

昨季のB3を制してB2参戦となった長崎ヴェルカ。黒船は黒船であり続けたまま、しかし彼らもまた壁に当たりつつの戦いを続けていった。尻上がりにレギュラーシーズンを戦い終え、迎えたプレーオフ。一手指し方を間違えれば戦いが終わるような場面をことごとく間違えず、という戦いぶりで一発勝負を駆け上がり、史上2クラブ目となる「参入1年目でのB1昇格」を成し遂げた。 この戦いを経て、新たなステージに臨むべき姿とは。ラスト2本は、昇格後も見据えたコラムとしたい。 2022-23シーズンの戦績

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(12)西宮ストークス

森山知広体制のスタートを迎えた西宮ストークスは、迫るホームタウン移転へ向けて、弾みを付けたかった1年のはず。だが、5割戦線を行ったり来たりという状況から抜け出せず、目指した「B1復帰」への見通しがなかなかクリアにならない状況が続く。終わってみればシーズンもその状況だったものの、プレーオフでは越谷を相手にアップセットを演じ、ようやくの理想型に近い形で戦うことができたはず。 シーズンを通じた紆余曲折も振り返りながら、今後についてもまとめていく。 2022-23シーズンの戦績シ

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(11)アルティーリ千葉

「最短昇格」がキーワードとなり、「これまでの昇格組とはちょっと違う」であることを打ち出し続けたアルティーリ千葉。ただ、その戦いには不安定さも見え隠れし続け、幾ばくかのアクシデントもつきまとう。それでも地力の強さから地区優勝こそ手繰り寄せたものの、昇格に向けた最終決戦において参入同期である長崎ヴェルカに敗戦。「最短昇格」は跳ね返され、クラブは岐路に立たされている。 残念ながら結実の時に至らなかった今、できなかったこと、あるいはできなければならなかったことの「なぜ」を紐解いてい

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(10)越谷アルファーズ

元を辿ればB3からの昇格組ながら、3季連続で上位戦線を張ったこともあって、すっかり「B2の強豪」としてカウントされるようになった越谷。ただ、チームは競争力を維持しつつも、歴史的な観点からの過渡期に差し掛かっているようだった。その不安定さはシーズン終盤に入ってより大きく見られるようにもなり、プレーオフでもクォーターファイナル唯一のアップセットを許す結果に。昇格までの道筋が一瞬ながら照らされていたはずの彼らの命運は、どこで分かれてしまったのかを辿っていく。 2022-23シーズ

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(9)熊本ヴォルターズ

クラブ創設10周年の節目に、「NEXT STAGE」を掲げてB1昇格を目指した熊本。昨季セミファイナルに進出し、今季こそ…というはずが、チームは西地区の争いから次第に取り残される形でシーズンが経過。地区3位のポジションからプレーオフには2年連続での進出を果たすも、昇格を果たした長崎を相手に敗れて終戦。上位陣と比べると戦力だけとは言えない差も、いくつか見えてきたシーズンでもあった。来季以降への動きも含めて見ていきたい。 2022-23シーズンの戦績昨季終盤に、パワハラ問題から

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(8)福島ファイヤーボンズ

B1昇格が東地区から続く中、後を追っての挑戦を目指した福島ファイヤーボンズ。大型補強を続けた一方、継続となったメンバーや欠けたままの首脳陣の穴は遂に埋めることが叶わず。B2では久々となる「巨大戦力の憂鬱」となってしまった。勝てば官軍、負ければ賊軍。期待値とのズレはどのように起こっていたのか、大幅なチームのリビルドが始まったこのオフまで含めて振り返る。 2022-23シーズンの戦績Bリーグ開幕以来の指揮官だった森山知広が退任し、ACだった佐野公俊がHCに昇格。その一方で昨季の

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(7)青森ワッツ

B2振り返りはここからプレーオフ組がスタート。ここからは「敗退ラウンドが早く、進出順位が低かった順」で掲載を行います。ということで今日は青森ワッツのターン。2年間の雌伏の時からついに逆襲に転じ、今季はダイナミックなバスケットで上位争いを常時展開。最終盤でこそ上位陣にまくられるかたちとなったが、「今までと違う」をはっきり打ち出せたチームは、今季は青森を差し置いて、B2、いやBリーグ全体を通じてもそうはないのではと言えるレベルだった。 チームにとっての躍進の1年を、改めてここで

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(6)愛媛オレンジバイキングス

B2振り返り、かつてのコラムで「1勝1敗力」と述べてしまった愛媛オレンジバイキングスが今日の題材。そつの無いプレイヤーたちが集まって、クラブとしては破格の観客動員も記録するなど、着実に前進を狙ったはずのチームは、残念ながら失速してPO進出とはならず。されど、これまでと違ったアプローチから、チームとしての上昇気流につなげられるか…というオフを迎えた。 ただ、ここまでの動きを見るに、チームとしてはさらなる上昇へのスタートを切れるか…という難しい選択を迫られているようでもある。今

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(5)山形ワイヴァンズ

B2振り返りは、ここからプレーオフ争いを繰り広げたゾーンへ。2季ぶりのプレーオフ進出を目指した山形ワイヴァンズは、そつなく勝つチームになれそうでなれず。ただ、どこよりも早く来季に向けた策の練り方を始めている。来季もダークホースでいられるか。そこに待ち受ける課題も見ていく1本としたい。 2022-23シーズンの戦績就任3季目を迎えたミオドラグ・ライコビッチ体制のもとで、今季は新加入の#3ジェームズ・ベル、#40トーマス・ウェルシュが当たった。そこをどのロールに入っても機能でき

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(4)ライジングゼファー福岡

B2振り返りの4本目は、プレーオフ争いでの後退から一転して残留争いに参戦してしまったライジングゼファー福岡。強烈な個に対して支えるカードのなさが、最後まで手詰まり感となって浮き出ていた感もある。そしてその『個』を失って…という終盤戦も過ごした上で、彼らが何を来季につなげていくのかが注目されるところ。 B3から一度B1まで上り詰めたチームは、もう一度上昇曲線を描けるのか。チーム再浮上のヒントを紐解く。 2022-23シーズンの戦績外国籍PGの#23マーベル・ハリスの日本復帰

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Bリーグ2022-23振り返り・B2(3)バンビシャス奈良

Bリーグの全チーム振り返りシリーズ、B2はここから残留したもののプレーオフは逃したチームたちが続きます。今日は首の皮一枚での条件を逃さず、自力でのB2残留を手繰り寄せたバンビシャス奈良です。B2でも目玉となる補強を打って勝負に出て、勝ち星を増やしたものの、低空飛行からは脱せず。このチームほど「チームとしての総合力」を痛感したクラブもなかったように思える。 恐らく「また」は許されない。生き残った今だからこそ、冷静に1年を振り返ってみよう。 2022-23シーズンの戦績ここ2

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