憎み切れない♪ろ・く・で・な・し～♬

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沢田研二さんの憎み切れないろくでなし！好きな歌です。そんな憎み切れないろくでなしがいましたらどうしますか？可愛がる？突き放す？パワハラと言われるような事態になるかも知れませんが、私はサラリーマン時代の出来事を思い出しました。

印象深い二人・・・

一人目：私は技術でしたが営業の新人で、中堅ユーザーの社長息子。扱いが難しいですね。しかも１年間の実習と言う名目で来ました。最初のころは各営業担当についてユーザーを回り、楽しそうに仕事をしていました。半年程度経過すると一転、事務所から出なくなりました。半年いると多少は話をしたりして休憩時間にお茶を誘ったりしてそれなりに話もしました。

それから１～２ヵ月事務所にいるだけ。営業の部長に確認したらもう何もしなくていいと・何で？やはり彼の性格が出て来てしまったようで、営業部は実習を拒否したそうです。残り３か月何もしないことになったとか！

新人を一杯誘ってみた。そこで言い分を３時間くらい聞いた。翌日から技術部として毎日は難しいので週1～2日面倒を見る事にして、私の出る客先に毎回連れて行くようにした。週に2回程度は一杯行き、とにかく話を来きいた。

1ヵ月もすると心を開いて、何でも話をしてくれた。簡単な資料作成やサンプルの準備なども手伝ってくれた。そして最終日、会社ともめたこともあるので、会社としての送別会はない、私が誘い二人で飲みに行き送別会をした。また、会いたいし、これからもよろしくという事で、翌日に九州方面に帰った。

二人目：同じ技術部で隣の課の若手社員。当時は新規開発が多く、私は材料部門だったのですが、部の中では若手にそれなりに声かけをしていた。おかげで若手の飲み会の誘いは多く、週５回行く事も。。隣の課ではあるが設計を担当しており、机でのミーティングでメチャクチャ怒鳴られて怒られていた。

本人はサンプルを持った手が震えていた。夕方に声をかけてみたところ、図面作成時にミスに気が付かず、１千万近い金型を作り直すか、客先に承認を願うか？という大きな話だった。とりあえず飲み行くか！と誘い話を淡々と聞いた。原因は何なのか？若手でもあり、図面は彼の上司が承認してるのだし、彼にミスを押し付けるのおかしいと思い、先輩でもある彼の上司に話を聞いた。

あいついらないから、そっちで引き受けてくれと！そんなの私の権限で出来ないし、今ある問題をどうするか、客先交えて話し合う必要があるのではと！私はほぼ関係ないけど客先との打ち合わせまで参加した。結果、型の改造とできた製品は手直しをするという事になり、手直しは土日に手伝いました。

まとめ：どちらも直属の部下では無いですが、何が原因で何が不足していたかと言うと、冷静にちゃんと話を聞くこと、それにつきると思います。今でもそう思っていますし、まずは話を聞く事を心がけその内容から最良の方法を考え対応して行く。

ろくでなしはいなくとも、憎み切れないろくでなしはいるかも知れませんね

ジュリー・・・

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