仏教に学ぶ生き方、考え方「睡眠との向かい方」
日本人は総じて睡眠時間が「短い」そうです。
睡眠に関する情報も溢れていて、しっかり寝なきゃと思えば思うほど「寝られない」ということもあるのではないでしょうか?
そして睡眠導入剤のお世話になったり、「睡眠障害」という診断名をいただいたりします。
そういう私もかつては「眠れない日」が続いたことがありました。
寝たいのに寝られないのは「辛い」と感じるものです。
でも今は全てを「眠たいか眠たくないか」に任せて、「全く」気にしなくなりました。
眠たければ寝て、眠たくなければ起きているだけです。
そして旅行などで運転するときには、眠たくても「起き続ける」こともあります。
そういうときには、道の駅に停めてリクライニングを倒すと、「即入眠」してしまいます。
話は変わって、比叡山などの「修行」には寝ずに起き続ける行もあります。
七日間寝ずにお経を「唱え続ける」といったこともあるのです。
一週間も寝ないなんて、すごいなと思ってしまいますが、眠れないと悩んでいる人も一週間は「流石に」起き続けられないでしょう。
個人的には、眠れない時間だけを切り取って悩むより、睡眠時間を気にせず、自分が「寝たいのかどうか」を大切にしたほうがいいなと思っています。
睡眠に振り回されずに、「自分が主体」となって睡眠と向かい合えればと思っております。
☆今日の一句☆
夢うつつ
起きて眠るか
菩提心