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仏教に学ぶ生き方、考え方「心の自由」

 仏教というと「仏事の作法」を思い浮かべる人は多いようです。

 数珠の持ち方、焼香の仕方、おくやみの挨拶など、作法ばかりを気にして「仏教=難しい」と思ってしまうのです。

 確かに作法は大切ですが、それは毎日お参りする中で自然と身につくものです。

 作法を気にするより、「もっと大切なこと」が仏教にあります。

 それは「ものの見方の多様性」だと思っています。

 社会的に共通理解されていることをもう一度考えてみるのです。

 そうすると「大切だと思っていたこと」が実はそれほどのことでもなかったり、「どうでもいいようなこと」が実は大切だったりということに気付かされます。

 それを「仏の物差し」という人もいます。

 大切なのは、「自ら仏の物差しを使ってみる」ということです。

 そうすると、「いろいろな見方」ができ、「心が自由になる感覚」を味わえます。

 でも自らが求めていかないと、なかなか身を持って体験することはできません。

 ということは「求めよう」と思ったあなたは、もうすでに素晴らしいと考えてよいと思います。

☆今日の一句☆

 感じよう
    心の自由を
        仏教で

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