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ほとけさまのおしえ「池江璃花子選手」

 今日は水泳の「池江璃花子選手」について書いてみたいと思います。

 今年の夏に福岡で開催された世界水泳で、競技を終えたあと涙を浮かべながら「なんでこんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだろう。」と言われていたことは印象的でした。

 きっと「病気の治療」からトレーニングの再開、そして世界で戦えるレベルの実力を備えるまでの道のりは「辛く険しいもの」だったのではと思います。

 たぶん本人は「家族の支えがあったから」「ファンの皆さんの応援のおかげです」と言うでしょう。

 でも沢山の支えや応援は、本人の強い意志があってのことです。

 一方で「意志が強い」だけでは乗り越えられないことも多いと思います。

 そしてきっと池江璃花子選手はこう感じてみえるのではないかと思うのです。

 「人生は苦しい」
 「苦しみこそ人生だ」と。

 これを心から受け入れたものは、「真の強さ」を持つのではないかと思うのです。

 こんな寒さが厳しい折になぜ「水泳の話題」をするのだろうと疑問に思う方もみえるでしょう。

 実は半年ぶりに水着を新調し、年甲斐もなく「ショートモデル」を穿いて先ほど泳いでまいりました。

 今度の水着は色鮮やかな模様があしらわれた「池江璃花子モデル」です。

 それを身につけて息継ぎで苦しみを感じながら、「人生は苦なり」をいつも心に留め置こうと思っております。


☆今日の一句☆

 泳ぎゆく
    思い通りの
        ないこの世


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