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ほとけさまのおしえ「夏はプールに行きましょう!」

 私が子供だったころ、夏といえば「ラジオ体操と川遊び」でした。

 夏休み前にラジオ体操のスタンプカードをもらい、それにスタンプを押してもらうべく、毎日朝六時半から近所のお寺の境内の広場に向かったものです。

 母親に布団を剥がされて「いやいや」向かい、体操が終わって帰ってくるとまた布団に包まる毎日でした。

 雨天の時は体操がなくなるので、烈しく「雨降りを願った」ものです。

 それに対して川遊びはとても楽しかった思い出があります。

 近所の川を「PTA」の人たちが堰き止めて淀みを作り、保護者が輪番で監視員になってくれる中、昼の「一時〜三時まで」ひたすら飛び込んだり潜ったりして遊びました。

 途中休憩の時間には、大きな岩の上にみんなで寝転び、「日焼け」を競ったものです。

 あれから数十年、「相変わらず」プールに通う毎日が続いています。

 この時期は「新しく」プールを訪れる人も多いので、なかなかの混雑ぶりです。

 プールの授業に向けて「練習に訪れる」小学生や、仕事帰りに涼みにくる若い人たちが、楽しそうに「水と戯れて」おります。

 そんな姿に触れると、やっぱり「夏はプールだな~」と思うのです。

 同じように夏は「お盆休み」があり、「法要やお墓参り」でご先祖様に向き合う機会も多くなると思います。

 「夏といえばお寺だな~」「夏といえば仏教だな~」と思ってもらえるように、これからの暑い季節をしっかりとお勤めさせていただければと思っております。


☆今日の一句☆

 夏来たり
    水と戯る
       日々があり

 

 


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